私が小学三年生だったら泣くな。いや、三年生だったら全力で漕いでちゃんとクジをもらっていただろう。ここは大人のゆとりでドーンと構えよう。
だがしかし、人はクジがもらえなかっただけでこれほどにガッカリするのかと思うくらいにうなだれる自分がいた。頭が見事に真っ白だ。小さいな自分。
クジ自体はボートの数だけ用意されていたはずなのだが、残っていたのは貧乏くじ(うまいことをいって現実逃避)。どうやら二艘用意されたクジを配る船の両方をまわって、2つクジを持っていってしまった参加者がいたようだ。確かにゴールが二つあったら両方まわりたくなるよね。いやそれは困る。
まあダラダラとゴールを先延ばしにしていた私も悪いのだが。いや悪くない。
あーぁ、まあいいか。 |