デイリーポータルZロゴ
検索天気地図路線このサイトについてランダム表示ランダム表示
アット・ニフティロゴ


ロマンの木曜日
 
関越トンネル防災訓練

関越トンネルを封鎖せよ!

 東京と新潟を結ぶ関越自動車道でいちばんの難所となる谷川岳を貫く関越トンネルは、全長約11kmで道路のトンネルとしては日本一の長さです。

それだけの長大トンネルとなれば、もし内部で事故が起きてしまうと大惨事にもなりかねません。そこで毎年、トンネル内部での事故を想定した防災訓練が行われているのですが、今回は10年ぶりにトンネル本線を通行止めにした大がかりな訓練が行われました。

その緊迫した現場の模様を、高速道路好きの視点からレポートします。

萩原 雅紀



開会式

集合時間の9時よりだいぶ早くメイン会場の土樽PAに到着したところ、まだ人はまばらではあるものの、会場の設営が着々と行われていました。


メイン会場となる土樽PA下り線
主に冬期のチェーン装着場として使われている
このときはまだ「文化祭の朝」的ななごやかさ

毎年ここで「トンネル内で事故が起きた」想定のもと訓練が行われているのですが、今回はさらに、実際にトンネル内部での訓練も行われます。その際、上り線のトンネルを30分程度通行止めにするとのことで、関係者はもちろん、報道陣もトンネル内部に入って訓練の模様を取材することになるわけで、その「報道陣」の末席に潜り込んだ僕は、むしろ普段はクルマで通過するだけの関越トンネルを自分の足で歩くことの方が楽しみでした。

関係者の方すみません。マジメな訓練を前に「楽しみだ」なんて不謹慎ですが、「高速道路好きの視点」ということでご容赦ください。マジメな報道は、新聞社やテレビ局も何社か来ていたので、そちらにお任せします。


そうこうするうち、警察の高速隊や 消防隊もぞくぞくとやって来て

AM9:00、開会式が執り行われた

段取りや注意事項の紙を読む高速隊、という図がちょっと可笑しかった テレビ局や新聞社も何社か来ていた

開会式が終わると、準備された送迎車に乗り込んでいよいよトンネル内部に移動、訓練が始まります。


いよいよトンネル内部へ

 

トンネル内部での訓練

トンネルは事前に1車線が規制されていて、関係者や報道陣はそこで車を降り、非常駐車帯に一時避難して全面通行止めを待ちます。

ほかの記者やカメラマンの方たちは広報担当の方の説明を熱心にメモしたり、周囲の状況を冷静に撮影したりしていました。僕もメモを取るフリをしつつ(すぐにボールペンのインクが出なくなった)、周囲の状況を冷静に撮影しようと思ったのですが、とても冷静でいられるような場所ではありませんでした。

だって日本最長の高速道路トンネルの中に立っていて、しかも片側車線はまだ一般車がビュンビュン走ってるんですよ。


あの関越トンネルの中!しかもまだ生きてる!!
逃げ場のない目の前をでかいクルマが轟音とともに走り抜ける!アドレナリン出まくり

しかしここで取り乱してしまうと「あいつ目的が違う」ということがバレてしまうので、努めて冷静に振る舞いました。

と思ったけど、後で写真を見たらぜんぜん冷静じゃありませんでした。


いつも「スピード落とせ」って怒られるランプだ! いつも一瞬で何が書いてあるか読めない看板が目の前に!
いつも気になってた非常口に人が! キロポスト!シールだったんだ!!

時間になり、通行止めが開始されたようで一般車の通行がなくなりました。いよいよ本線を使用しての訓練のはじまりです。

今回の設定は、トンネル内部で3台の追突事故、負傷者が車内におり、また先頭で車両火災が発生、というもの。事故車も既にスタンバイ、第一発見者の通報で訓練がスタートしました。


たいへんだ! 事故です!(あとテレビカメラが寄りすぎです!)

通報を受けて、そこにパトカーがサイレンの音をけたたましく鳴らしながら到着。

テレビの警察特番でよく見るシーンだ!


ものものしい!DPZっぽくないものものしさ!!

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ
アット・ニフティトップページへアット・ニフティ会員に登録 個人情報保護ポリシー
©2012 NIFTY Corporation