レスキュー隊の活動を間近で見たのは初めてでした。
隊長、という表現が正しいのか分からないけど、その場の指揮官がメガホンで「○○(名前)は××しろ」とか「△△は●●を持って来い」といった具合にその都度指示を出していて、作業中ずっと隊員同士による報告、連絡がこまめに行われていました(さすがにプロ中のプロなので相談は行われていなかった)。
僕がレスキュー隊について持っている知識は「め組の大吾」を読んだことがあるのと、中越地震のときの活動をテレビを通して見ていた程度ですが、目の前で見るとこの人たちは本当にすごい。さっきトンネルで負傷者を救出、搬送した救急隊もそうですが、日々、人の命に関わる現場で仕事している人たちの気合いというか、プロ意識というか、精神力というか、組織力というか、というかそれ全てだと思いますが、それを直に感じて、見ているこちらが自然に高揚してくる仕事ぶりを見せつけられ、そんなつもりはなかったのに感動しました。
そう考えると、どんな作業中であれカメラを担いで最前列まで進んでいくテレビ局のクルーも、ものすごいプロ根性と言えそうです。
そうして、完全に気持ちを持っていかれた僕は、このあとに行われた消防隊による消火活動、警察と消防による現場検証、最後にJAF隊員によって行われた事故車のレッカー移動に至るまで、すべて「プロの仕事だ!」と感動していたのでした。
それでは、そのあたりの模様を写真のダイジェストでどうぞ。たぶん僕は全体的に半分涙目で撮影していたと思います。 |