牛乳の湯葉はうまい
蒸留が目的であったのに、最後は牛乳の湯葉のうまさに目覚めた一日であった。いや、しかし、これ本当にうまいよ。
さて、肝心の蒸留だが、どんな液体も一度の蒸留くらいでは原料の風味を完全に取ることはないようだ。二回三回と蒸留を重ねることで、純度を高めていく必要があるのだと思う。でもまぁ、身近なもので手軽に蒸留を体験することはできたし、液体の色が抜けるというのも楽しかった。
実は今回、蒸留した三種類の液体の他に、もう一つだけ蒸留してみようかと思ったものがあった。それは去年この記事で空きボトル270本と交換したボージョレー・ヌーボーだ。なんと、これがまだ冷蔵庫の中に眠っていた。
もはやヌーボー(新しい)ではない去年のボージョレー |
しかし封を開けてあるワインを一年放置し続けた罪は重かったらしく、コルクを抜いたら(コルクも緩んでいて空気だだ漏れだった)すっぱい臭いがしたのでさすがにやめた。多分、アルコールが酢に変化してしまったんだと思う。
あと、できれば牛乳も賞味期限内に消費した方が良いと思う。加熱したものとはいえ、お釜に残った濃縮牛乳を飲んだ後、少々腹が緩くなりました。 |