でも、もし地震などでこの水路からの給水が止まってしまうと東京は水不足になること必至なので、なんとかがんばって改修工事を進めてもらいたいものです。
最後に排水機場
さて、そうこうしているうちに荒川の合流点が近づいてきました。ここには排水機場という施設があります。
大雨などで合流する先の川(ここでは荒川)の水位が高い場合、細い支流(ここでは武蔵水路)に水が逆流してくるのを防ぐため、合流点にある支流の水門を閉めてしまうのですが、そのままだと支流の水がどんどん溜まってしまうので、ポンプで強制的に合流先の川へ排水します。この施設を排水機場というのですが、予備知識として知ってはいたものの見るのは初めてでした。
排水機場の中には、巨大なエンジンとその先に接続されたこれまた巨大なポンプがずらりと並んでいました。 |