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フェティッシュの火曜日
 
自分用の地理案内板をつくる
ピカー!

地理案内板っていうんだろうか。交番の脇とかにあって、周辺の地図をケース内に大きく載せているやつ。手元の「○×病院」とかのボタンを押すと、地図上のその場所が光るようになってる。

あれを見ると、ボタンをはしから全部押して光らせたくなってむずむずしてしまう。じっさい子供のころは必ず全部押していたと思う。ようするに大好きだ。

でも、病院とか学校ばかりを光らせてもつまらない。自分だけの案内板をつくって、近所のコンビニとかを光らせたい。

(text by 三土たつお

 


案内板をさがす・・がボタンがない

手始めに近くにある案内板を見てみた。


ちょっと違うけど、こういうやつ


駅前にあった案内板。しかしこいつはボタンがない。押したいのに!ぼくが好きなのはこの下にボタンが並んでるやつなのだ。なんのことを言っているか、分かってもらえますよね。

 

じゃあ作ろう

しかもぼくがほんとに欲しいのは、図書館の場所とかしか押せないやつじゃなくて、いきつけの定食屋さんのボタンとかがあるやつなのだ。

だから、作ってしまおう。

 

材料を揃えよう

ふだんあまり工作はしないけど、でも、ボタンを押したら光る地図のしかけなんて簡単に作れるんじゃないの?と、甘い考えで東急ハンズにやってきた。


そしたら、どーん!


なんと、候補となる板だけでもこんなに種類があるのか!と、その場で軽い絶望を味わった。上の写真がムダに大きいのはその気分を伝えたかったからです。


ムギ電球ってのがあるのか。
「押してる間だけON」のスイッチを発見。
使い方がよく分からないけど、たぶん大丈夫だろう。

板はこれ(スチレンボードというもの)にした


ぱっぱっと写真だけ並べてあっという間に選んだかのように見せかけましたが、本当は3時間くらいかかってます。たったこの3つを買うだけなのに!

たぶん料理にたとえると、普段なんにも作んない素人が、レシピも確認せずにスーパーに来て食材をどうすべきか迷ってた、みたいなことなんだと思う。前途多難。


 

 
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