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はっけんの水曜日
 
10,000人に無料配布!小川港さば祭り


さばが好きな人はいい人が多い気がする。だから私はいい人。

日本各地にはさまざまな祭りが存在するが、そこには必ず祀られる対象、あるいはテーマが存在する。当サイトが取材した祭りでいえば、それははにわかにジャンボうさぎ土面など。なんだこの単語の羅列は。

静岡県焼津市で行われる「小川港さば祭り」というイベントを知ったとき、すぐにこれはいかねばと思った。なぜならさばが好きだから。好きなものが主役の祭りがあるということがうれしいのだ。

魚偏に青いと書いて「鯖」でさば。さっきスーパーいったら一匹198円で売られていたさば。そんなさばが10,000人にふるまわれるお祭りにいってきました。

玉置 豊



さば祭りのスタートは朝8時

目黒でおこなわれるさんま祭りは、目黒川で採れたさんまがふるまわれる訳ではないのだが、小川港さば祭りは小川港で水揚げされたさばが10,000名に炭火焼でふるまわれるお祭りだ。

普通、こういう観光目的の祭りは早くても10時くらいスタートなのだが、この祭りは朝8時スタート。さすがは港町、朝が早いぜって思ったら、そうではなくてこの日が焼津市と大井川町が合併して、新生焼津市としてスタートする日のため、そっちのイベントと重ならないようにとスタートが早まったというのをなにかで読んだ。

新生焼津市、うっかり「しんなまやけづし」と読んでしまい、さば祭りでなまやけはダメだろうと勝手に心配していたのだが、新生というのは市の名前ではなくて枕詞的なものだった。

そんな小噺は置いておいて、がんばって早起きして朝7時半に現地につくと、そこにはすでにさば目当ての長蛇の列ができていた。


なんですかこの行列は。

これがジャスコのオープン日とかならわかるのだが、これはさば祭りである。さば目当てにこれだけの人達が並んでいるという事実が、自分の嗜好性が世間に認められたみたいでうれしい。好きなバンドが武道館を満員にした、みたいな。

行列は並んだそばからすぐにどんどん伸びていき、会場入り口に立ってみると、その最後尾はもう見えない。


時間前に入ろうとして止められる人も多数。 少年野球のチームも並んでいた。「ボールをうまくサバけますように」という願いを込めてだろうか。

会場に来るまで、祭りの内容から考えてさばが配られるのは1,000名分だと勘違いしていたのだが、なるほどこの集客力なら10,000名分のさばが必要な訳だ。

さば祭りが開場した

お祭りの開始は8時なのだが、あまりの長蛇の列に15分前に開門。みんな早くから並んでいたわりには別に早い者勝ちのイベントではないので、入口でお皿をもらいダラダラと会場に移動していく。

だいたいこの祭り、さばが配られるのは8時半からなのだ。


誰もダッシュしない。なぜならまださばは焼けていないから。 入口で“やいづ2008マリンレディ”から、さば、ではなくて皿をいただく。この皿がさばの引換券がわりになるそうだ。マリンレディといっても海女さんではない。

私もみんなと同じようにダラダラと会場に入っていくと、おばちゃんたちがさば汁の仕込みをしていた。こちらも無料なのだが、先着300名という限られた量なので、配布の時間に並ばないといけなそうだ。


“やいづ1986マリンレディ”みたいなおねえさん達。あとでさば汁もらいにきます。 炭火焼の準備を進めるおにいちゃん達。あとでさば炭火焼もらいにきます。
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