店で食べるちゃんぽん
長崎名物というだけあって、ちゃんぽんを出す店はものすごく多い。長崎ではラーメン屋、うどん屋、蕎麦屋のいずれよりもちゃんぽん屋の方がはるかに多い。
またいわゆるラーメン屋のような形態のちゃんぽん屋の他に、定食屋、中華料理店、レストラン、食堂などありとあらゆるところでちゃんぽんは出てくる。
明治時代、四海楼というお店の主人が貧乏な留学生のために作ってあげたのがちゃんぽんの始まりと言われている。
というように、店で食べるちゃんぽんもたくさん食べている。 写真はまだまだたくさんあるのだが、いい加減写真をハードディスクの中から探したり記事用に加工して載せたりするのに疲れてしまったので、今回はこんなところで。
メニューにはたいてい、普通のちゃんぽんの他に「上」や「特上」が選べる。グレードの高いものの方がよりゴージャスに具材が入っている。店によっては上ちゃんぽんのことを「そぼろちゃんぽん」と呼んでいるところもある。
ところ変われば変化球から直球勝負のピッチャーへ
最後に、リンガーハットについても少し触れたい。 長崎以外の地域でもちゃんぽんが食べられる店の代表といえばリンガーハットだ。が、私がまだ関東に住んでいた頃リンガーハットに抱いていたイメージといえば、 “数ある麺類を扱うチェーン店のひとつで、その中でも「ちゃんぽん」というちょっと変わった変化球を投げてくる店” みたいな印象だった。それが長崎に来たら「ちょっと変わった変化球」どころか、 “超王道の直球ストレートをびしびし投げてくる店” という印象に一転した。
ザ・グレイト・フード
長崎でいかにちゃんぽんが麺類のスタンダードとして君臨し、人々の生活に溶け込んでいるか。実際、簡単かつ野菜がたくさん食べられる完全食で、一度覚えるととても便利なメニューなので、どうしてこれが長崎だけに特化した現象なのかわからないくらいです。
で、とりあえずちゃんぽんを作ってみたくなったけど長崎じゃないから必要なものが手に入らない、どうしよー?というかたは、ネットでも買えるので参考までに。