靴にお菓子を入れる勇気はない
そもそも靴にお菓子を入れるってどうなんだろう。だって靴だ。どんなきれいなお姉さんのブランド靴でも、どんなにかわいい小さな赤ちゃんのでも、履いた靴にお菓子はちょっと入れたくないというのが普通の気持ちなんじゃないか。
と、その前にクリスマスにプレゼントを入れるのは靴じゃなくて靴下じゃなかったかしらと思う。調べてみると、諸説あるのかもしれないが、サンタクロースのモデル聖ニコラスの伝説が元になっているようだ。
聖ニコラスさんが貧しい家の煙突に投げた金貨が、なんと、偶然干してあった靴下に入ったから……、らしい。命中したのが人の口だったら、今頃みんな口にお菓子やプレゼントを詰めてたってことか。ふがふが。
さて、その靴下がどこで靴になったのかまでは調べがつかなかったのだが、サンタクロースの赤いブーツがプレゼントの華やかなイメージに合ったのかもしれない。
サンタクロース周辺の由来についてはいろいろありそうなのでこの辺で切り上げるとして、さて、私は今日は普通に履くために作られた長靴を、お菓子を入れられるまでにクリスマスっぽく飾ってみようと思うのだ。抵抗なくお菓子を詰められるまで作りきれたら、私の勝ちとしたい。
勢いのまま勝ち負けの話にしてしまったが、勝負となったら負けられないぞ。と思って自分の長靴(ブーツ)を見てみた。じっと見る。見る。見る。
無理であるこれにお菓子を詰めるのは
思わず5・7・5にしてしまったが、3年履いているヨレヨレの靴にはさすがにお菓子は入れたくない。 |