葛巻はどういうところか
林:櫻田さんって田舎をうまく使いますよね。一発目の「田舎でフリーハグ」からそう思いました。
櫻田:とにかく田舎なんで、田舎はおもしろいかなと思って
林:ポジティブですよね。僕は泣きつきましたが。
この対談の前、林はホテル前入り口というところでバスを降りたが真っ暗なうえにホテルまで800mという看板があり、櫻田さんの携帯に電話をして迎えに来てもらった。
櫻田:あのバス停はものすごい心細さですね
林:
熊が出るんじゃないか心配でした
櫻田:あ、このへんは出ますよ。
林:え、出るの?
櫻田:この時期は寝てますが。真っ黒いツキノワグマが出ます。でも、年々あったかくなってますね。
林:地球温暖化ですね
櫻田:冬が寒くないと蛾が死なないんですよ。卵が死なないから越冬してしまう。
櫻田さんが住む葛巻は2007年、2008年の夏に蛾が大量発生した。当時の写真をもらったが(左の写真です)苦手な人もいそうな写真だったのでモザイクかけておきます(クリックで解除)。
林:にんにくとべごまつりで二戸に行ったときも、タクシーの運転手さんに「蛾はどうでした?」って聞いたらそれまでおとなしかったのに急にスイッチ入って話し始めました。
櫻田:葛巻は二年目なんですが、二戸ははじめてだったんじゃないかな
林:マイマイガって種類ですよね
櫻田:ネタにするには気持ち悪いですよね。困ってますから。
林:売りにもできないですしね。
櫻田:「蛾の町」じゃあねえ
人を笑わせる工作
林:乙幡さんの記事でなにか気にいってるのあります?
櫻田:「実物大コーラグミを作った(乙幡啓子)」はすごいですね。不器用ものとしてはこういうのはうらやましい。
林:乙幡さんももともとものすごく器用ってわけではないと思うんですが。あ、でも「水に濡れない服が欲しい (三宅 京子)」 は器用だと思います。
櫻田:思いついても作れないという。憧れるばかりですね。「顔に合ったマスクを作る(べつやくれい)」とか。
林:ほかに工作だと…あんまりないですね。別の日の対談で取り上げちゃってるし。ないかなあ…
ストーブ:ピーピーピー
林:ストーブがなってますよ。
櫻田:この辺のスイッチおせばいいんですかね
林:換気の時間なのかな
櫻田:石油がなくなったわけではないですよね
ストーブ:………
林:あ、だいじょうぶだ
林:なんの話でしたっけ
櫻田:なんでしたっけね
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