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ロマンの木曜日
 
明治から続くロケット祭り 朝比奈大龍勢

普通の電車も座れる

この時間帯の東京駅は、まだそれほど混雑はしていない。
ほぼ同時刻の高尾行きの通勤快速も、少し早めに乗車すれば着席できる。
ということは、ライナー券を買ってまで乗る必要はあまりない
(通勤快速もライナーも、所要時間はほとんど変わらない)。
つまり、この時刻のライナーはかなり贅沢な、セレブな電車なのだ。


通勤快速も、早めに乗れば座れる

あこがれのライナーへ

通常、都心部の通勤で30分も電車を待つということはあまりない。
この点でもライナーは贅沢だと思う。
生まれて初めてのホームライナーなので時間をつぶすのに苦はなかったが、毎日となると何か考えなければならないだろう。


かっこいい電車に乗れる

発車時刻の5分ほど前に列車がホームに入ってきた。
ホーム上にはこの列車に乗るらしき乗客が並んでいる。
ひょっとしたら誰もいないんじゃないかと思ったが、想像よりもずっと多い。

思ったより乗客はいる
となりに人が座ってた

ホームライナーには座席数の分だけ整理券を発行する自由席タイプと、あらかじめ座席が指定されているタイプがあるが、
中央ライナーは後者なので、切符に指示されている席番号に座った。
車内の席にはかなり余裕があるのに、僕の座る席のとなりにはおじさんが座っていた。
他の席はほとんどが2列シートに一人がけなので運が悪いと思ったが、次の乗車駅新宿から続々と人が乗ってきて、座席は大半が埋まった。


けっこう混んでいる


レッツエンジョイ通勤

僕がホームライナーを見ていてうらやましかったのは、もちろんかっこいい電車に乗れるというのもあるのだが、最もうらやましいのは、窓のところに置かれた缶ビールだ。
会社の帰りに電車の中でビールを飲むというのは、とても魅力的だ。
もちろん、普通の通勤電車でもやろうと思えばできるが、やはり他人の目が気になる。
けれどもライナーなら飲める。


ライナーといえばビール
と、何となく週刊ダイヤモンド

けれども、実際のところはビールを飲んでいる人は少数だった。
それから、何となく経済系の週刊誌を読んでいる人が多いのではないかと思い、週刊ダイアモンドを購入した。
ライナーを毎日の通勤に使う人は、会社でもそれなりの地位で、経済のことなどにも興味を持っておかなければならないのではないのだろうかと考えたのだ。
ライナーに乗る人は、これからのグローバルスタンダードについても明るくなくては。


日も暮れました

自販機についての記事などに目を通す
どうだうらやましいだろう

特に何もなく高尾に到着

東京駅から一時間と少しで高尾に到着した。
出発前ははじめて乗るライナーに少なからず興奮していたが、特に大きなドラマもなく到着した。
もちろん何事もなく到着するのが当たり前で、毎日通勤のためにドラマが起きてはたまらないのではあるけれども、事前に楽しみにしすぎたせいか、ややあっけない感じはした。


高尾に到着

 

 
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