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ひらめきの月曜日
 
「骨が見えるとおいしそう」を検証


身近な骨付き肉といえば、鶏の手羽肉くらいですよねぇ

骨に弱い。骨の部分は食べることが出来なくても「骨付き」という文字をメニューに見つければ即座に反応し、注文してしまうくらい、弱い。

あれはいったいどういう心理のなせるワザなのだろう。骨付き肉に齧り付いていた太古の記憶が甦ってでもいるのだろうか。

でも現在、多くの肉は骨を取られた状態で売られているし、それが便利だというのも理解できる。だけど骨付きの肉はおいしい。おいしいけど高い。「骨付きソーセージ」という「骨は後付け」的なものでも高い。

もしかしたら、味に特別な変化は生まれなくても、骨はビジュアルの面だけで「おいしそう!」を演出してくれているのではないだろうか。検証してみた。

高瀬 克子



骨付きの効能

なにも「骨付きカルビ」や「Tボーンステーキ」といった高価な物を持ち出さないまでも、骨付きの肉は私たちの暮らしのすぐ傍にある。

「え、そんな肉、あったっけ?」と思う方は、次の写真をご覧になっていただきたい。


ご存知、ケンタッキー。
左が骨なし、右が通常の骨付き

これはどう考えても骨付きの圧勝だろう。今回は比較のために「骨なし」も買ってみたが、食べてみて腰が砕けそうになった。

「なんて骨のないヤツだ!」という叱責の言葉がこれほど似合い、かつ言葉通りな食べ物も他にないだろう。


手がベタベタになるのも許す!
勢い余って骨をガリリと食べるほど。

やっぱり骨付き肉はエライ。誰がなんと言おうと素晴らしい。

 

まずは骨を用意

この素晴らしい骨を、安く大量に手に入れるにはどうすればいいか…と考えて用意したのが、冒頭でも紹介した鶏の手羽肉だ。これなら高くないし、煮てしまえば肉が簡単に骨から離れてくれる。

他に豚や牛の骨も用意しようかと一瞬考えたが、扱いが大変そうだったので早々に却下。


3時間以上煮ると、肉が勝手に剥がれます。
もう、ホロホロどころの騒ぎじゃない。
箸でちょいと触っただけで、ご覧の通り。 
ツルンと骨だけが残るという仕組み。

肉や皮のみならず軟骨の部分もバリバリと食べ、残ったのは骨のみとなった。普段なら躊躇せず捨てる部分だが、今回はこの骨が主役なのだ。

二次利用するために、まずはよく洗おう。


たわしを使って、余計な物をゴシゴシと落としたら、
よく乾燥させます。

こんなふうに骨を洗ったのは初めてだが、思った以上に白くなったのには驚かされた。両端に穴を開け、糸で繋いたら素敵なアクセサリーになるんじゃないかと思うほどにキレイである。


骨ってこんなに白かったんですね。

鼻を近づけると、うっすら肉のエキスのような匂いがしたため「アクセサリーは無理」と脳が判断を下す。しかし、食べ物に使う分には一向に構わないだろう。むしろ率先して使いたいほどだ。

というわけで、この骨を使っていろんな食べ物の価値を高めてみようと思う。


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