出来立てのバターは旨いです。
どうやら生クリームを振ってバターにするような場合、ノンホモジナイズの牛乳(ノンホモ牛乳。牛乳に含まれる脂肪球へ圧力をかけて均質化することにより脂肪球の層が出来てくるのを防ぐ処理をしていない牛乳。通常売られている牛乳は大体ホモジナイズされている。)を置いておくことで上部にたまる純度の高いクリーム(乳脂肪分)を使う必要があるようです。
スーパーなどで売られている普通の動物性の生クリームもよく冷やして泡だて器で混ぜているとホイップクリームとなって、やがてバターにすることが出来ます。10分か15分か、そのぐらいあれば出来るでしょう。
自分で作る場合、生クリーム200mmlから100gぐらいしかバターはできません。バターとして売られている物の倍ほどの値段になります。しかし、出来立てのバターはバニラのような甘さと香りがあり、パンなどにつけて食べるととても美味しいです。興味のある方は是非一度やってみてください。
ちなみに、「ちびくろさんぼ」で出てくるバターは実際には「ギー」と言って、牛、水牛、ヤギなどの乳を加熱殺菌した後に乳酸発酵させ、 凝固したものを撹拌してバター状にしたら更に加熱ろ過してホエー(乳清)を除去して作られるものです。日本で売られているバターとは違う物。作者がインドにいたときに書かれた為のようです。
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絵の中にも「GHI(ギー)」とかかれてました。 |
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