ここにきて大きな問題が発生

ここまで来ればあとは直進するだけなので、弁当三番にあるコンビニを見印にして進みます。すぐに目印のコンビニを発見。東京を出て約4時間。とうとうあの言葉を言う時が来ました。

弁当一番、地名は二番、三時のオヤツは萩の月！

まずは弁当三番の確認です。

電柱に取り付けられた住所表記に「弁当三番」と書かれているかと思って見たら「福室」とだけ書かれています。確かにここは「宮城県仙台市宮城野区福室」間違いはありません。けど、この電柱の立っている場所を地図で見ると「弁当三番」で間違いありません。「字」以下が省略されています。この時点で嫌な予感がしました・・・

そう、地名の書かれた物が何処にも無いのです。大きな問題というのはこれです。行ったはいいがそれを説明するものが無い。

弁当三番にはこのコンビニと中華料理店しかなく、他に地名の書かかれているような感じの物もなかったので弁当二番に向かいました。

弁当二番も1周400mほどの道に囲まれた小さな場所。

写真に写る生垣の辺りからが弁当二番となる場所。とうとう弁当二番に到着したはいいですが、住所の書かれたプレートなどは見当たらない。ひとまず住所の書かれた物を探して弁当二番の地区をぐるっと時計回りに回ってみます。

結局1周まわってみたものの電柱にも、壁に掲げてあった近隣の住宅地図にも地名が書かれた物を見つけることが出来ませんでした。弁当二番まで来たはいいが、ここが弁当二番であることを映像的に見せられません。

しかたがないのでとりあえずここで弁当を無理やり食べることにします。例の言葉を言うだけ言ってみましょう。

食べづらい！

先ほどの映像でも分るように腰を下ろしたり、弁当を置いたりする場所が無い。私の弁当箱はオカズとご飯が分かれたタイプなのでどちらか一方を置かないと食べづらいのです。とりあえず弁当は後にします。

ここが弁当二番なのは地図上で確認したとして、次の三時のオヤツは萩の月。

結局、なんとなく中途半端に「弁当一番、地名は二番、三時のおやつは萩の月」と言ってその場を立ち去りました。当初の目的どおり弁当二番には到達できたものの、地図で確認できるだけでこの場所が弁当二番であることを映像的に残せない。煮え切らない気分です。

まあ、無いものは無いので何処か腰の下ろせる場所で弁当食べて帰ることにします。先ほどの弁当三番のコンビニ前には神社があったのでそこならば腰掛けるところもあるでしょう。そこまで移動することにしました。

その時、神の助けがありました

神社までは先ほどの場所から歩いて１、２分。途中でお茶を買ってここらでお昼にします。

社の隣には腰掛けるに丁度よさそうな縁側があったのでそこで弁当を食べることに。ひとまずお参りでもしておこうと思って賽銭を入れ、鈴を鳴らしたときのことでした。斜め前方を見るとなにやら色々貼って有ります。

そしてその中の一つの地図に目が留まりました。

この神社は地域の集会所も兼ねているようで、近隣の防災マップが貼ってありました。と、その時。地図の中にとうとう見つけてしまいました。

とうとう弁当二番の表記を発見しました。通常に見る地図と変わりはしませんが、少なくとも現場近くの地域で利用される地図に書かれていた地名。あの場所が弁当二番であることをそれなりに映像として確認できます。できれば現場に直接書かれている物を残したかったですがこれで良しとします。

では改めて！