■ドトール
コーヒーの飲み比べはどうしたかって?それは次のページですから、まずは今回巡ったお店の紹介をさせて下さい。
ドトールはそもそもコーヒー豆を売る会社だった。が、創業者の鳥羽氏が海外で見た立ち飲みのコーヒーショップにヒントを得て、安くて回転が速い喫茶店を作ればいいんじゃね?という発想から、1980年にコーヒーショップを始めたのらしい。カンブリア宮殿(テレビ東京の番組)でやってた。
この手のセルフタイプのコーヒーショップは当時全然なかったそうだから、きっと物珍しさも手伝って繁盛したに違いない。じゃなきゃ、今みたいにどこにでもドトールがあるって状況にはならないだろう。2009年の東京はドトールだらけだ。
ところが1996年、北米以外では世界初、日本にスタバが進出するや大ブームに。それを黙って見てるわけにいかないドトールが始めたのが次で紹介するエクセルシオールカフェ。
ドトールは正直、スタバやタリーズと比べるとお洒落感に欠ける。名前も「ド」と「ト」と「ール」だ。トロールを想起させる響きにお洒落は存在しない。ロゴも茶色と黄色で野暮ったい。そもそもお洒落を目指してないので当然だし、それを非難する気は無い。 |