いよいよ応援スタート
18時になり、サポーターたちが続々と会場に集まってきた。2名はお仕事の関係で少し遅れるらしく、まずは5名で応援の準備を始めた。
林さんは日本を代表してリアルタイム更新をしている訳ではないが、日の丸くらいしかモチーフが浮かばなかった。
また、「ゆうじ」「38」とそれぞれの頬に描き合っていたサポーター2人は、今日が初対面である。初対面であっても「応援」という共通のテーマがあれば一気に仲良くなれるのだ。この辺りにパブリックビューイングの醍醐味があるのだろう。
会場のあちこちで、それぞれの準備が進む。
フェイスペイントに応援ボード作り。いやがおうにも会場のボルテージが上がっていき、サムライ雄司(林さんのことです)への期待も高まる。
18時半、一通りの準備を済ませ、いよいよパブリックビューイングをスタートさせた。
林さんのリアルタイム更新は17時13分の「電車に酔った」というエントリーで止まっている。
リアルタイム更新のトップページを何度もリロードして次のエントリーを待つが、中々更新されない。
いきなりの膠着状態に会場のテンションが下がり始めていく。 まずい、サムライ雄司、早く!
と、その時。ついにパブリックビューイング開始後初のエントリーが更新された!! 18時41分であった。
「虹が見えた(僕を祝福)」という記事である。
会場内が一気に沸いた。
フラッグが揺れ、メガホンが鳴る。 林さんのエントリーを僕が読み上げる。
「窓の外に虹が!」 「すばらしい誕生日です」
期せずして起きる「虹」コール。にーじ!にーじ!にーじ! そして虹コールは徐々に林コールに変わっていく。
は・や・し! は・や・し!
サッカーで点数が入ったときのように、サムライ雄司のエントリーで会場が1つになった。
このグルーブを待っていたのだ。ホームページ閲覧でもパブリックビューイングするとこれだけ盛り上がれる。
この勢いのまま更に熱くなりたい。 早く2点目を!
しかし、リアルタイム更新は大変なのだ。僕にも経験があるから分かる。立て続けの更新は難しい。次の更新まで時間が空きそうだ。
グーグルストリートビューをパブリックビューイング
サムライ雄司が2点目を入れるまでの間、会場のテンションを維持させないといけない。
画面をグーグルストリートビューに切り替えてみた。
試しにグーグルストリートビューで僕の会社が入っているマンションを写しだしてみる。
「この辺りが僕の会社です」 うぉぉぉぉぉ!
デ・ジ・ビ! デ・ジ・ビ!
再びフラッグが揺れる。
会社を作って10年になるが、「デジビコール」を聞いたのはこれが初めてである。色々と大変だけど、がんばろう。
ありがとう、サポーターのみんな!(林さんの応援に集まった人たちだけど)