断面図ウォーカー、って言ってみたかった

余談だが、この「どっきりシール」を企画会議にかけたところ、「モノの内部が透けてみえたら面白い」という案が出た。それ、もーらい！正直、どっきりシールのネタに行き詰ってたので、もっけの幸いである。

かといって、何をどう透けさすか、けっこう迷いどころだ。可能性は無限にあるのだ。

写真をそのまま印刷するのでなく、「外側を、こう、よくあるような形に取り去って、そこから内部を覗いてる」という体裁に加工してみたが、案外それっぽくなった。ほら、飛行機の内部立体図とかで見かけるような、天井取っ払った感じ。

よくPC機器などの見本市で、デジカメやモニタの裁断面が展示してあったりして、食い入るように見てしまうのだが、アレを見る興奮に近い。「断面図ウォーカー」の方ならわかっていただけるはず。

ならこんな断面はどうだ。

中身は見えてちょっと便利かもしれないが、冷気が逃げそうなので、これはいただけない。では白物家電つながりで、炊飯器の断面。いったいどうなってるのかな。

「保温」なら冬眠にはちょうどよさそうだ。「炊飯」のときどうしてるのかは謎だが。それともこいつが体で炊いてたりするのか。ご苦労様です。

そして意外なモノの意外な構造が明らかに！

写真だと、貯水タンクがサーバーのように見えてくるから不思議である。機器の放熱手段は水流１発で解決だ。「システムフロー」とか使ってダジャレのひとつも言いたくなるが、ここは我慢だ。

このようにいろいろな内部構造を覗きまくっていたら、最後に自分が覗かれる立場となってしまった。

皆さんは、「シール」だと思わずに「ドアに穴が！」という視点で、ぜひ頑張って見てみてください。本当に穴が開いてるように、たぶん見えてきますから。