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ひらめきの月曜日
 
食い込みやすいパンツを突き止める
 


 「モンブラン」という栗を使ったケーキがある。そして、「モランボン」という焼肉のタレなどを作る会社がある。

 全く関係のない、「モンブラン」と「モランボン」。字面をしっかり見ると違うのだが、なんだか似た響きがある。

 ケーキ屋でバイトをしていた知人から、モンブランを指さしたお客さんに「モランボンください」と言われたという話を聞いたことがある。ネットで「モランボン モンブラン」と検索 するとわかるが、間違えたことのある人は多いようだ。

 とてもまぎらわしい「モンブラン」と「モランボン」。ならば両者を統合してしまえばいいのではないか。そういうわけで、やってみました。

小野法師丸



●どちらにもあてはまる物を目指して

  「モンブラン」と「モランボン」。落ち着いて考えるとそこそこ違うのに、なぜだか間違いやすいこの2つ。そして、間違えたときのおもしろさのインパクトが高いのは、両者が全く別のものであるからだと思う。

 かなりの距離がある「モンブラン」と「モランボン」。ケーキと焼肉のタレはどう考えても結びつかない。

 そこをなんとか統合したい。まずは「モンブラン」の方を確かめてみよう。


定番のケーキ屋さん
うん、これがモンブランだよね

 そう、これが「モンブラン」である。いろいろアレンジしたものも多いが、一般的にはスポンジケーキなどの土台にホイップクリームを乗せ、その上にマロンクリームをにょろにょろと細く絞り出すというものだろう。上に栗の甘露煮が乗っている場合も多い。

 対して、「モランボン」は焼肉のタレ。始めからわかっていたことだが、改めて確かめるとさらに距離が遠のいた。


ちっともケーキとつながらない
金色に輝くモランボン

 正確な商品名は「ジャン」なのだが、実家では子供の頃からなぜだか「モランボン」と会社名の方で呼んでいた。

 これはきっと、「モランボン」という言葉に、口に出して言ってみたくなる魅力的な響きがあるからではないかと思う。妻も私に影響されたのか、特に意識せず「モランボン」と、夫婦共々言っている。

 さて、「モンブラン」と「モランボン」の統合。実践するにあたって、いくつか条件を課してみた。


  • 焼肉のタレ「モランボン」を使って調理する。
  • 「モンブラン」そっくりに見えるものを作る。
  • 食べ物としてあり得ないようなものではなく、ちゃんとおいしいと思えるものを作る。

 …というルールにしてみた。特に3つ目が大事で、これはありだと思えるものを作ってみたい。

 そういうわけで、ここから実践編だ。焼肉のタレであるモランボンを手にとってまず気がついたのは、タレ以外の使いみちをしてもいいのではないか、ということだ。


メーカーが使い方のアレンジを提案

 パッケージにはメーカーからの提案として、焼肉のタレ以外にも肉野菜炒めやから揚げに使えると書いてある。なるほど。

 特に注目したのは、「ハンバーグ」の文字。確かにハンバーグの下味に使うと、いつもとはちょっと違った味わいのものができそうだ。よし、モンブランの土台となる部分は、ハンバーグで作ることにしよう。


今回はシメジバージョン
もちろん下味にモランボン

 ハンバーグの種には炒めたタマネギを混ぜるのが一般的だが、うちでハンバーグを作るときには他のものを加える場合も多い。今回はシメジのみじん切りを加えることにした。

 シメジを生の状態で混ぜ込んでから焼いても大丈夫なので、炒める手間がひとつ省ける。ハンバーグ全体の味を甘くしたくないな、というときにもちょうどよい。もちろん、食感や味わいもよくなるのでアレンジのひとつとしておすすめだ。

 今回の下味はもろろんモランボン。他にオイスターソースを少量とあらびき胡椒を入れてよくこねる。


いい感じにできそうだぞ

 焼いているそばからいいにおいが漂ってくる。よし、これで土台はいいだろう。あとは、モンブランをモンブランらしく見せている要、マロンクリームにあたる部分をどうするかだ。


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