その名も聖天寿し
3つのお店でいちばん聖天様に近いのがこの聖天寿しだ。
このお店からも酢飯と揚げのいいにおいがぷーんとしてくる。
「甘酸っぱい」というとちょっとニュアンスが違うので、酸っぱ甘いといったところだろうか。
さきほどの小林寿司と同様、聖天寿しにもお客さんが切れ目なく入っている。
店から出てくる人の中には、お寿司の包みを10個くらい抱えた人もいる。
きっと家族みんなで食べるのだろう。
たぶん聖天稲荷は、親戚が集まったときとか、家族がそろった休日なんかに食べるものなんじゃないだろうか。
買い物に来ている人を見て、なんとなくそういう風に感じた。
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