【新製品レビュー】

 
〜マグロモード搭載の新機種 ML-800t発表〜

 エプイフル光学株式会社(本社:静岡)は4月1日、マグロモードを搭載したコンパクトカメラ「ML-800t」を発売すると発表した。
オープン価格で大手量販店の実売価格は、4万円前後と予想される。

マグロモードを搭載したML-800t

■話題の新機能「マグロモード」

  この機種の最大の特徴は、通常のマクロモードに加え、マグロの刺身がより美しく撮影できる「マグロモード」にある。
 エプイフル光学の主力工場がある静岡県焼津市はマグロの水揚げが日本一なことから、地元の漁業関係者が作る団体「焼津マグロ生産者協同組合」とのタイアップで、この機能が実装されるにいたった。

マクロモードへはワンタッチで切換できる

 マグロモードへはワンタッチで切り替え可能だ。
 メニュー画面から切り替える方式でないことからも、エプイフル光学がマグロモードにいかに力を注いでいるかがうかがえる。

マクロボタンを長押しすると

アイコンがマグロに切り替わる

■実用性の高い機能

 実際にマグロを撮影してみたところ、その効果は一目瞭然である。かなり実用性の高い機能だと言えよう。
 コンパクトカメラをはじめて手にした初心者は、旅先などで出された料理を撮影する機会も多いだろう。そんな時に「マグロモード」は威力を発揮する。
 マグロモードにすると、自動的に赤身の色を検知し、マグロの質にあわせて自然な色合いに調節し、コントラストを高めてくれる。撮影者は何も考えずにシャッターを押すだけで、ふつうのマグロを極上のマグロとして写真に収めることができるのだ。

 
ML-800t
3,968×2,976 / 1/40秒 / F3.5 / -0.7EV / ISO200
/マクロモード / WB:オート / 5mm
  ML-800t
3,968×2,976 / 1/40秒 / F3.5 / -0.7EV / ISO200
/マグロモード / WB:オート / 5mm

 「最近では自分のブログを持つ人も多いので、個人ブロガーの方たちがこのカメラでマグロを撮影し、その写真を見た人がマグロ目当てに焼津へ足を運んでいただければと思っています。」と語るのは、エプイフル光学にサンプル用のマグロを提供し共同開発に当たった、焼津マグロ生産者協同組合の澤口浩さんだ。

 簡単な操作でマグロをおいしそうに撮影できるという、他メーカーにはない特徴を持ったこのカメラ、はたして人気沸騰となるだろうか。

 

 

 

この記事はエイプリルフール企画のために作ったうその記事です