4.ヤクルト300V(ヤクルト)
さて、お次はヤクルト300Vです。ヤクルトという名称のあとに車やバイクみたいに数字が入って、さらにご丁寧にVとまで書いてあります。文字から受ける印象だけ捉えれば、第三京浜を全速力でかけぬけるバイクのように、お腹に菌が直行する感じでしょうか。
いったい何を持ってして300なのか。内容物を見ていきたい。
ヤクルト300Vの内容物
内容量(1本あたり) |
80ml |
熱量 |
57kcal |
たんぱく質 |
1g |
脂質 |
0.1g |
炭水化物 |
13.9g |
ナトリウム |
18mg |
色 |
薄い肌色、不透明(通常のヤクルトより少しだけ薄い) |
特筆すべき内容物 |
L.カゼイ YIT9029(シロタ株)300億個 |
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結論。300とは、シロタ株が300億個入っているという意味のようです。なお、ヤクルトの製品で数字がついているのはこのL.カゼイ菌の含有量を意味するのだとか。
で、特筆すべきは色 なんです。通常のヤクルトと変わらないだろう、と高をくくっていたのですが、なんと300Vのほうが色が薄い。どういうわけだか、菌が多いと色が薄い。僕 はてっきり、ヤクルトがあの色なのは、菌が入っているからと思っていたのですが、違うようです。驚き。菌が入れば入るほど白くなる。
じゃああのヤクルトの独特の色は何なのか。ということで調べたところ、こんな記事を発見しました。メイラード反応と呼ばれる反応で、脱脂粉乳とアミノ酸とかがどうにかなって(←説明が面倒くさくなった)、あの色になるようです。ふーん、知らなかった。 |