ようやくマシンぽくなります
タイトルでマシンとか言いながらここまで使ってきたのは 風船やバネ。失敗してただのゴミになってるからまだ良いが、それで成功しても それはマシンとは言えないと思う。
やっぱりマシンと言うからには電気で動かしたい。 ロボコップになりたい。肩が上下するだけのロボコップ。
そんな夢を抱きつつ、 頭の中にある虚ろな設計図を参考にしながらモーターを買った。
電力が手回しなのは、ハンドルを回す方向によって回転方向を逆転させられるから。 これにより肩が上下出来る。
これはゴミじゃない
自分で苦労して作った物をあまり悪くは言いたくないが、 前ページの1号と2号は悲しいくらいのゴミだったが、 この3号は違う。装着した姿がかっこいい。
まるで天使の羽。あと苦労して作ったとか言ったけどそんな苦労してないわあれ。
とんがった
これに失敗するともう後がなく、もしそうなると肩をすくめ続けてごまかすという最悪のオチに なりかねない。
まるで徐々に絵が変わっていく脳トレみたいなことになってしまった。 どこが変わったか分かったでしょうか。(ヒント:肩付近)
これはこれで強そう。武器になるかもしれない。これでいいんじゃないか。
と一瞬思ったけど、服からピリピリと破ける一歩手前みたいな音がしたので却下。
マイルドにする
さっきのはとがってた上にポジションも肩とはまたずいぶん違うところにあったので、 アーム部分を短く切断。
さらに服が破けないようにティッシュをかぶせてテープでグルグル巻きにした。 期せずしてボクシングっぽい。変な道からいかつい肩を追求してたどり着いたのは闘拳の世界である。
マイルドにしすぎた
変化の度合いが少なすぎて、肩とか全然分からない。 「つまんなそうにハンドルを回してる男」の動画にしか見えない。
動画のスライダを左右に素早く動かせばようやく認識できるけど、 強さを求めた先がそんなスカイフィッシュみたいになるのは悲しすぎる。
2号と3号を合体
ここで初心に返り、 いかつい肩マシン2号を思い出すといかつくなるのだけはある程度成功していた。 おそらく段ボールで肩パッド風にしたのが良かったのかもしれない(あと2号は初心じゃないかもしれない)。
その2号の良い部分を3号に取り入れて、アーム部分に段ボールパッドを付けた。 これなら尖ってないしマイルドすぎることもないはず。
いかにも徹夜明けの顔はほっといて、 羽が動く様はかっこいい。飛行機のフラップみたいだ。空も飛べそうだ。
でもこの人が空を飛んでも夢も爽やかさもなにもない。
これで完成です
尖ることもなく肩が上がってる。 ただそれがいかつい肩なのかと言えば微妙な感じもするが、 これ以上の成果を求めるのは現在の技術力ではすみませんがこれで限界です。