浸水が進行
ざくざくかなり早足で歩いた。どうしたことか雨の勢いは依然おさまらず、残り6キロを過ぎてつま先から頭までさらに浸水が進行してきた。
もう浸水する場所がないだろうと思っていたのだが、いやあ水ってすごいですね。カッパを超えて上着の袖にしみてきた。ひゃあ。
スニッカーズが食べたいといいうより、「靴を脱ぎたい」「靴下を履き替えたい」「カッパを乾かしたい」などなど、装備に関する不満が噴出するようになってきた。
しまった、テンションが急降下している。こんなときこそスニッカーズのことを考えるのだ!
と思いながらふと足元を見たら、なぜかつま先があわ立っている。え、泡?! なんでつま先あわ立つの?! もうスニッカーズどころじゃないわ。
どっちにしろ、早く会社につきたいのには変わらないので歩くスピードは速いのだった。 |