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ひらめきの月曜日
 
布一枚を華麗にまといたい


布を華麗に着こなします

服を着るという行為は、人類が社会生活を送る上で欠かせない習慣であり、人前で裸になると社会的な制裁を受けてしまうリスクがあるので気をつけたい。

とはいえ、毎日外出の度にコーディネートを考えるのはとても面倒だ。お金がなくて新しい服を買えないときなど、着まわしのパターンもマンネリ化してくるので一層悩ましい。

そこで考えたのが「布をまとう」という選択肢だ。TシャツやYシャツなどと並んで一枚の布を着まわしのラインナップに加えてみたい。

榎並 紀行



布一枚を巻きつけるというエコロジー

とくに忙しい朝は悠長に服を選んでいる暇がない。そんなとき、そこらへんに転がっている一枚の布をひっつかんで、くるくると体に巻きつけるだけで外出したい。原始の時代を思わせる最もシンプルな着衣だ。エコである。

それに何より布はとても経済的なのだ。これを着まわしに取り入れない手はない。


東京・日暮里の繊維街には布が安価で売られています
4〜5mの布が1本105円〜の破格で手に入る

日暮里の繊維街には裁縫用の布を売る店が点在している。ここで4mの布を4本購入。1365円という安価で調達することができた。ユニクロより安い。

この布を駆使して新しいコーディネートを考えるべく、行楽で賑わう週末の代々木公園にやってきた。


先日は「尻書道家」が訪れていた代々木公園

4種類の布を用意
布はレジャーシート代わりにもなるから便利だ

あくまで華麗にかっこよく着こなしたい

社会生活を営む上では、隠すべき体の一部がきちんと隠れていれば、着衣としての機能は果たしているが、加えてそこにかっこよさやお洒落を求めていきたい。イメージの到達点はオダギリジョーである。オダギリジョーが舞台挨拶で見せるような冒険的なファッションを布で表現したい。

ということで今回は全力でかっこつける企画なので、笑いに走るつもりは一切ないことをあらかじめ宣言しておく。


広げてみると想像以上に長い布。これで4mです。

とりあえず適当に巻きつけてみよう。

深く考えず
インスピレーションの湧くがままに

かっこよくはない

投網に捕獲された魚みたいになってしまった。着心地は悪くないが、頭の中でイメージしていたかっこよさには遠く及ばない。5段階で評価するとこんな感じだ

【着心地】★★★★
【動きやすさ】★★★☆☆
【オダギリジョー】☆☆☆☆


巻き方を変えてもかっこよくならず

その後何度か巻き方を変えてみるが、どうしてもオダギリジョーになれない。そんな馬鹿な。

完全に煮詰まっていたころ、目の前にインドっぽい外国人の方が通りかかった。インドにサリーという民族衣装があるが、あれも一枚の長い布を体に巻きつけるスタイルだ。彼ならかっこいい布の巻き方を知っているんじゃないか?


「かっこいい布の着方を教えてください」「ゴメンナサイネー(言ってることが)ワカラナイヨー」
結局、インターネットに頼ります

しかし、あえなく言葉の壁に阻まれてしまった。仕方なくインターネットで調べたサリーの巻き方を参考に再度トライしてみた。

腰に巻いた布の残りを肩にまわすのがサリーの基本スタイル
おお、バラモン!

左腕が上がらないことを除けば、概ね快適な着心地だ

カレー屋さんのバイトとしては違和感がないが、今回は日常にインドを取り入れることが目的ではない。布でかっこいいファッションを表現するのが目的なのだ。

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