うーん、すごい。
そこで、梶原さん、チェドックさんに紹介して頂いて、
大阪の「チャルカ」久保よしみさんに、メールインタビューを試みた。
---アジ紙というネーミングは、いつ思いついたのですか
お店を始めた直後です(10年前)。
東欧の質の悪い紙を「日本のつるつるの白い紙と違って、味があっていい紙やな〜」と言ってて、略してアジ紙となりました。
---自分のなかで、いちばん好きなアジ紙はどれですか(書籍内で紹介していらっしゃったら、ページ数で言って頂けると嬉しいです)
p112に載っているチャルカのオリジナル商品、『アジ紙の手紙セット』に使用している紙です。
(筆者注:薄い、本当に味わいのあるベージュ系の柄無しの紙。確かめたいかたは、本をお手にとってみてみてください)
---本文に、「当初、日本の包装紙で封筒を作って売っていた(それが雑貨店運営の原点)」「でも探したら、好きなもの(好きな紙)は東欧にあった」とありますが、
日本で現在入手可能なものの中で、
好きな「アジ紙」はありますか?(私は、文房具屋さんでノートなどを買うと入れてくれる、何か楽し気なイラストがプリントしてある、薄い紙袋が好きです)
パン屋さんの薄く透け感のある、白い紙袋が好きです。
---切手など、価値が既に決められてしまっているものだけじゃなく、自分がいいと感じたものに価値を見いだす、というスタイルがとても素敵に感じました。それに自分で値付けする時、どういうふうに考えてつけてらっしゃるのか、興味があります。どんな感じなのでしょうか。
えっっっと、どれぐらい好きかで値段は決めています。
どれぐらい好きか
同じような物に今まで出会った頻度
状態
売りたいか、売れなくてもいいか
こんなところで、さっくり決めています。
---チャルカさんが作ったノート等は、もったいなくて使いにくそうなんですが、何に使ったらベターなんでしょうか。おすすめを教えてくださると嬉しいです。
チャルカではよく、ノートを育てる、と言います。
お気に入りの物を持つ、使う、プレゼントすると、自分がなんだか気分良くなります。
具体的には仕事のメモ、打ち合わせ帳、アイデア帳
、自分で日付を振って(ハンコを押したりして)スケジュール帳として、日記として 、など。 |