グランプリを開催
その優越感を、根拠のある確実なものにするために、グランプリを開催しようと思う。
あらかじめお断りしておくが、このグランプリは手相の善し悪しを決めるものではない。
あくまで「て」がどれくらい「て」かを決めるものだ。
ではさっそくグランプリの開幕だ。
競技は、どれくらい「て」かを100点満点で採点する、ポイント方式で行う。
審判は僕だ。
最初は写真から文字を読み取る「OCRソフト」を使って、読み取り率を競おうと思ったが、試してみたらまったく読み取らないので、僕が独断で採点する。
自分のためのグランプリなので、だれも文句を言うまい。
|