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ひらめきの月曜日
 
コーンをまとめて食べたい

糸で繋げよう

はい、針と糸でコーンの粒を繋げてみよう、という魂胆でございます。思いつきはいいとして、果たして期待通りに粒はうまく繋がってくれるんだろうか。


まさか、縫い始めの糸玉をコーンに刺す日が来ようとは。
(コーンは生のまま使っております)
こんなもんでいいでしょうか。

上下の糸をそれぞれまとめたら、
カラッと揚げて天ぷらにしてみました。

黒い糸を使って本当に良かった。分かり易い。
慎重にスルーッと抜いていきます。

これはいい。糸を通すのも簡単なら、抜くのも簡単だ。揚げても形が変わらないのも嬉しい。

…はい? そこのアナタ。なに? 「それはコーンのかき揚げとどこが違うのか」ですって?

そういうことは、次の写真をみてから言ってくださいよ。


持った形がとうもろこしっぽいでしょうが!
かき揚げにはあり得ない整然とした粒の並び。塩でサクッと食べてみたら一層甘い!

衣の量も、かき揚げより断然少ないハズである。うん、これはいい。ミニサイズなら、爪楊枝でも出来そうだ。

ずんずん刺したら衣を付けて、と。
すぐに揚がります。

爪楊枝を抜いても形はそのままをキープ。
これ100本くらい作って山盛りにして食べたい。

やっぱりかき揚げとは違った

「本当にかき揚げとは違うのか?」と不安になり、残ったコーンでかき揚げを作ってみた。やっぱり衣が一粒一粒に絡みつき全体的に油っぽい印象だったのに比べて、針と糸コーン・爪楊枝コーンの爽やかっぷりは特筆に価する。

最初に作ったハリネズミ型コーンもおいしかったし面白かったが、さすがに「もう一度作れ」と言われたら「えー」と答えたくなるくらい面倒であった。

というわけで、これからは大量にコーンを口に入れたくなったら、炒めたコーンにスプーンを突っ込んでおとなしく食べたいと思う。

さもなくば、百歩譲ってかき揚げでもいいですよ。

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