福井県の鯖江市でメガネを自分で手作りできる。メガネを手作り!?是非、是非やってみたい。
でも、メガネってどうやってる作るんだ?自分でやってちゃんと出来るのか?そんな不安を抱えながら作ってきました。
作った今では言い切ります、メガネ作るなら手作りすべき!
(尾張 由晃)
福井の鯖江はメガネの聖地
日本のメガネの9割以上はここ鯖江で作られている。あなたがかけている眼鏡もおそらく鯖江産、あの人のかけている眼鏡も鯖江産。日本のメガネッ子たちは鯖江頼りな状況だ。
もちろん街はメガネづくし。駅から出ればメガネだし喫茶店に入ってもメガネ、お楽しみすらメガネだ。何だこのメガネパラダイス。
メガネはただのプラスチック
そんなパラダイスの中で手作りさせてくれる工場へ向かう。工場では社長直々に作り方を教えていただける。何とも安心な状況だ。
メガネを作るためにまずは素材を決める。素材を見てビックリ、メガネってプラスチックだわ。
これがメガネの素材。ただの板にしか見えねぇ。
社長が生地と呼ぶ物がただの板にしか見えない。アセテートという素材なのだが要はプラスチックだ。プラスチックの板だ。 これがメガネに?うーん、どうにも想像がつかない。
プラスチック板を目の前にどの板でメガネを作る?という状況。どれもこれも選びづらい。目移りするほどたくさんの色や柄があるし、厚さまで違う。しかもなんたって、板だ。どの板が自分に似合うのかなんてわからない。そんな中からひとつを選ぶ。
結局選んだ素材は黒の8ミリ。言っておくが今回僕は真剣だ。ふざけや面白はいらない。真剣に普段からかけるためのメガネを作るつもりだ。さぁこの板をメガネにしよう。
素材を決めたらデザイン決め
元となる型があり、それにデザインを加えていく。何もしなければ基本的なメガネを作ることが出来るし、思うがままアレンジを加えれば見たこともないような物も作れる。今、メガネは自由だ。
しばらく頑張りデザイン完成! 型から少ししか変わってないじゃないかと思うかもしれないけれど この少しが僕にとっては大切なんだ。メガネっ子ならばわかるはず。 でも、まだまだ紙とプラスチック。メガネ感は紙にだけ。 さぁ実際このプラスチックをメガネにしよう。