デザイン決まれば削ります
デザインは決まったのでこの形にすれば良い。どうやってするか?糸鋸で削ります。
社長の力も借りながら、どうにかこうにか削りぬくとほのかに感じるメガネの雰囲気。メガネっぽい!メガネっぽくなってきたぞ!と思っても裏から見ると穴の開いたプラスチック。まだまだ遠いメガネ道。
溝がすっごいメガネっぽい
溝が彫れたら漂うメガネ感。レンズの穴が開いた時よりも何故か強く感じるメガネ感。この溝はメガネにしかないからなのか、わかりづらいが、そうなのだ。クイズ世界はSHOWbyショーバイ!! の何を作っているんでしょうか!? だったらここで正解する自信がある。それぐらい上がったメガネ力。
外枠削ればもうメガネ
溝が彫れて大喜び。徐々に見えてくる自分のメガネに作業する手が止まらない。手を動かすごとにメガネに近づく、近づくごとに力が入る。力が入ると作業が進む。完璧なるメガネスパイラルだ。
うおー!もうこれメガネじゃーん!!メガーン!!
外枠が削れた!うおぉ!!メガネだ!これはメガネだ!僕が思い描いて、削ったメガネだ。親バカでは無いですが、良いなぁ、このメガネ。糸鋸の刃が斜めに入ってしまっていびつなところとかもあるけれどそれもまた味、良いなぁ。
後はメガネ一直線
これでもうメガネ完成じゃんと思ったがメガネ道はまだまだ深い。ドンドンメガネになりますよ。
更に更に、そうやって曲げたフレームに鼻あてを付ける。何十種類もある鼻当ての中から自分の鼻の高さや好みのメガネ位置にあわせてぴったりのものを付けてくれる!
そりゃもうフレームとか言っちゃうわ。誰が見てもメガネでしょう。もう一回書いとこう、フレーム!
ここまでしか出来ませんでした
本当ならばテンプル(耳に掛ける部分)まで作りたかったのですが生地が厚く、作業に時間がかかってしまったため、ここまでしか出来ませんでした。
順調にいって、テンプルまで出来上がったとしても最終仕上げは工場でやってくださいます。なので後は社長に託します。僕は家で待つのみ。あぁ、早く掛けたい。このメガネ掛けたい。
メガネが綺麗、超綺麗
そんなこんなで待つこと二週間くらい。ついに、ついに来たよメガネが。ウヒヒ。
個人情報が写っていないか心配である。
届いた届いた僕のメガネ。待ちに待った僕のメガネ。 大人になってこんなにうきうきするのは久しぶり。 子供の頃のクリスマスのようだ。さぁ、見ます?見ますかメガネ。 見てください!
箱から出して驚いた、綺麗!!ものすごく綺麗だ!何だこれは、輝きは。プラスチックとは思えない、板だったとは思えない。
愛着沸くよ、手作りメガネ
何かもう、僕が削ったものじゃなくて既製品のような完成度。僕の作ったものじゃない、手を離れてしまった様に感じたけれど、よく見れば僕が失敗したところや上手くいったところはすぐわかる。あぁ、やっぱり僕のメガネだ!
角度を変えてどうぞ。
既製品のメガネも掛けていけば思い出も出来るし 愛着もわく。だけどこのメガネは掛ける前から愛着の塊だ。 出来る所から思い出いっぱい。夢いっぱい。 あぁ、良いわ。このメガネすっごく良いわ。
作ってみたらホントに出来た。なんだ、出来るじゃん。と思ってたら見せつけられた職人技。本当に綺麗でビックリした。素人が作ったものを実際の商品のように仕上げる匠の技。顔の一部といわれることもあるメガネ、自分が本当に望むものを掛けてみてはいかがでしょうか。手作りお勧め。
サンオプチカル
福井県鯖江市杉本町802-5 tel:0778-52-8155 https://www.sunoptical.co.jp/ E-mail:[email protected] 送られてきたときはレンズが入ってなかったけど、社長にお願いすると眼鏡屋さんを紹介してもらえます。面白い社長ですよ。