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ちしきの金曜日
 
水管橋バカ除けコレクション

 

今回注目したいのは右のやつ。
名前が分からず、言葉で説明しようとすると大変なので、とりあえず右の写真を見て頂きたい。パイプに付いてる、めでたい感じのものがそれである。

「ああ、あるある〜。」
と思われるかたもいれば、
「何それ?」
というかたもいるだろう。
今回はこれに注目していきたいと思う。

T・斎藤



まずはこのへんから見ていこう。

 

基本コンセプト

川には人が渡るための橋以外にも、水を渡すための橋、というかパイプも架かっている。水管橋と言うらしい。 中には水が通っている。

その両端に、放射状のトゲトゲしたものが付いているのをよく見かける。

こういうの。

これが何であるかは、たぶんまぁ、見ての通りだ。
「渡るな」
ということを見た目で示すと共に、ある程度は実力行使でそれを防ぐもの、だろう。機能的にはいたってシンプルな物だ。

しかし、よく考えてみると(考えなくても)
これが人が渡るための橋ではないことくらい分かる。
うっかりしてたってこれは渡らないだろう。

と言いつつ、渡りたくなる気持ちもよくわかる。
「いけそう?」
「いけるかな?」
「滑るかなぁ。」
そんなことを考えてるうちについ第一歩を踏み出してしまいそうになる…。

それを防止するためのアイテム。
と、よく考えてみるとかなり低レベルな警告を発している物体。なにやらちょっと素敵に思えてこないだろうか。

これは渡れそう

四角い。

通常、水管橋は丸くていかにも足を滑らしそうだが、こんな四角くて渡りやすそうなものもあった。丈夫なコンクリートの橋の下に、弱々しいパイプが吊るしてある。

小中学生くらいの男子が確実にチャレンジしたくなってしまうタイプと言えよう。

今回見た中でも特に有用性が高いと思われた物件。

「賭博黙示録カイジ」というマンガの第2部に、これと似たような場面が出て来て、渡りきった人には大金が手に入るという設定。マンガでは挑戦者は次々と転落していた。

バカ除け

そのすぐ隣に、もうひとつ小さいパイプがあり、そちらにも同じように渡り抑止の物が付けられている。

この細いやつ。
これを渡るって…

すぐ隣にちゃんとした橋がかかっているのに、こっち側を渡ろうとする輩がいることを想定。橋のランカン部分に手をかけて、足はパイプに乗せて渡る。うん、そういう小中学生男子っていそうだ。が…

一体、どこまでバカなんだ?!
しかし、そういうバカにもしっかり対処しておけなければならないのが今の社会。いや、もしかすると人が転落することよりも、パイプが壊れる方を心配してるのかもしれないが。

これは渡れる

2本あるのがポイントか。
パイプが2本並んでるので一本ずつ両足を乗せればバランスが取れやすい。…とすっかり渡る側の立場で考えているが、そもそもトゲトゲさえなければこれを渡るなんて発想自体、私にはなかった。 ダメって言われて「あ、そうか」と気付くものもある。
渡ったところで何もいいことはあろうはずもない。

 

挑発的

こちらは大変興味深い物件。

複数のパイプが渡してあるが・・・。

複数のパイプが架かっているが、
まず奥の数本。

細いので荷重に耐えられるかどうか怪しいが、ほぼ“面”になっているため渡りやすそうだ。が、そこにはやっぱり例の物。

2重のトゲトゲにより、キッチリとガードされている。
「渡るな」という意志を感じる。

一方、そこから少し離れた位置にあるアーチ型のパイプ。
そちらはというと…

ツルン!

まったくのノーガード。

これは一体、どう受け止めたらいいんだろう?

これを渡ろうとするような大バカは
もう好きにすればよい、という放任の構えか。

「渡れるものなら渡ってみろ」という意思すら感じる。
今まで固くガードされていたものが、急にオープンになるとどうしたらいいか大変戸惑う。(どうもしないのが正解)

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