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住「あのー、申し訳ないんですが…」
林「どうしました?」
住「また、腰がいっちゃいまして」
林「ありゃ?」
住「歩けないくらいになっちゃって」
林「大変ですね、原因は?」
住「特にこれが、ってことはないんですけど、じんわり来ちゃいまして」
林「ストレスですかね?」
住「あ、それです。ストレス!ボビーさん※1も言ってましたもん」
林「なんて?」
住「全ての病気はストレスが原因だって」
林「一番ストレスから縁遠いボビーさんが」
住「言ってました」
林「で、今はまだ歩けない?」
住「いえ、1日じっとしてたら歩けるようにはなったんですけど」
林「それは良かった」
住「それがあんまり良くなくて」
林「腰が?」
住「いえ、1日じっとしてたことで予定していた取材が出来ず…、その…」
林「あ、土曜日に間に合わない?」
住「いや、間に合うような間に合わないような…」
林「大丈夫ですよ」
住「え?」
林「日曜日のヨシダさんの原稿が上がってるんで、入れ替えてもいいですし」
住「ほ、ほ、本当ですか?」
林「日曜日は僕もリアルタイム更新するんで」
住「リアルタイム更新?」
林「石川県まで行って、おたまじゃくしが降ってくるのを待とうかと」
住「あ、あれ! あれは絶対行くべきですよね」
林「でしょう。だから行きます」
住「降ってくるといいですね、おたまじゃくし」
林「降ってきますかね、おたまじゃくし」
住「映像におさめたらスクープ物ですよ。テレビ局が買ってくれるんじゃないですか?」
林「それで一生暮らせますかね?」
住「いや、それほどではないでしょうけど」
林「ですよね」
住「ええ」

林「じゃあ、今週はヨシダさんと曜日をずらすということで」
住「本当すいません」
林「住さんの腰の骨がずれないように」
住「あ、そのウイットいらない」

※1ボビーさん:林さんが毎週ゲストで登場しているFM-FUJI WESTSIDE TOKYOのメインキャスター。自由奔放な言動が時に人を惑わせるがそれ以上に魅力的な人物。詳しくはこちら

(text by 住 正徳







映画みたいな恋をしたい。誰だって一度はそんなことを考えたことがあるに違いない。恋に限らず、日常生活の些細な出来事でも映画になると特別になる。「醤油取って」という台詞だって、スクリーンの中でオダギリジョーさんが言うと「うわぁ醤油取ってもらってる」と感動したりするのである。

しかし、日常生活は主に単調だ。「醤油取って」と頼まれて一々感動したりしない。そこからだって届くじゃん、と心の中でつぶやきながら醤油を取ってあげる。心が動くとしても、それくらいの振れ幅だろう。面白くない。

そこで思った。

どんなに些細な日常でも、映画のシナリオ風に表現したら結構ドラマチックになるんじゃないか? 自分の日常を映画化出来るかもしれない。




生活を録音してシナリオ化

日常生活をシナリオ化する方法は次の通りだ。

・普通に生活を送りながら音を録音する。
・録音した音を文字に起す。
・シナリオ風に表現する。

こうして、ありのままの生活をシナリオに起す。脚色は一切行わない。


生活を録音していく

ICレコーダーを携帯して普通に生活を送ってみて気付いた。普通に生活すると主にパソコンに向かって無言で仕事をしているのだ。それをシナリオにするのはかなり困難だったので、食事、買い物など、ある程度人との関わりがあるイベントをピックアップすることにした。

その結果、次のようなタイトルとキャスティングが決定した。



録音した日の日付をそのままタイトルにした。登場人物は全部で17人。結構な人数である。本当にこのシナリオを映画化するとなるとキャスティングが大変そうだ。主人公(つまり僕ですが)は是非オダギリジョーさんにお願いしたい。

というわけで、出来上がったシナリオをご覧ください。
最初のシーンは、「シーン1:ファミレス」です。





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