野良猫といえばハズレがないのが谷中の夕焼けだんだん。以前書いた記事「オープン猫カフェはじめました」でも、猫密度の高さは実証済みだ。
しかしいつも猫が溜まっている一画に来てみると、一匹もいなかった。
猫たちにいつもの活気はなく、起きている猫を呼んでみても距離をとって目を合わせてくるかんじだ。
先日来た時は座ればよってきたのだが・・・考えられる事はひとつ。箱を持っているのが原因かもしれない。
そんなクールな猫のなかにも、友好的な墓守猫もちゃんといる。猫じゃらしにもよくじゃれるので、この子でチャレンジしてみよう。 この子はいつも同じ場所にいて、人間たちの話し相手になっているとても賢そうな猫だ。
一通りおびき寄せたところで、箱をひっくり返した。すると急に表情から輝きが消え、サーっともとの場所に戻ってしまった。
なんで裏側はダメなんだよ!
・・・わからない、猫ゴコロがわからない。何を考えているのかまったく読めないよこの動物は。
猫キノコでもただの猫でもどっちでもいい
実はさっきの公園でずっと傍観していたウシ猫に、箱の裏側にマーキングされてしまったのだった。きっと墓守猫はちゃんと他の猫の縄張りを感知して入ってこなかったのだろう。そう考えると猫ってすごい生き物だと思う。たまたま気分が乗らなかっただけなのかもしれないけど。