サザンオールスターズの影響力に脱帽
いい加減、砂浜を歩くことに疲れ果てた頃、こんな海水浴場にたどり着いた。
なんと、ちょうど今日が海開きなんだそうで、これから海開きのセレモニーが行われるらしい……ちょっと興味あるぞ。
ちなみにこの「サザンビーチちがさき」という名前は、サザンの桑田佳祐さんが茅ヶ崎出身ということから、名付けられたもの。
バンド名が土地の名前につけられちゃうなんてスゴイ。それだけ国民的なバンドってことなんでしょう。
サザンビーチのとある海の家にはこんな像まで!
……多分、桑田佳祐さんですね。
サザン絡みで言うとこんなスポットも。これは「茅ヶ崎サザンC」という、「C」の字の輪が切れたところに男女ふたりで立つと、円(縁)がむずばれるという非常にロマンチックなスポットです。
余談ながら、「C」の字の向こうに見えているのが、平安時代の貴族なんかがかぶっていた烏帽子に形が似ていることから「烏帽子岩」と呼ばれている小さな島。
戦時中には、日本軍の海上演習場としてガンガン大砲や弾丸を撃ち込まれていたため、もともとはもっとシュッとしたフォルムだったのが、崩れて今の形になってしまったという、サザンにも関係がなく、全くロマンチックでもないスポットです。
そして、サザンビーチの周辺にも「サザン」の名を冠した場所が多数あります。サザンビーチから茅ヶ崎駅に向かう道は「サザン通り」と呼ばれていますし。
マンションや、病院にまで「サザン」の名が!
さらにはこんなものまで……。「鯉のサザン」ってどういうことなんだろ?
とにかく湘南におけるサザンオールスターズの影響力の強さには驚かされました!
海が開く瞬間を目撃!
それではそろそろ海開きの様子を見てみましょう。
はい、こちらが海開き一時間前のビーチの様子。多分、夏休み時には連日数百人以上の来客でごったがえすことになるんだろうけど、海開く前はこんな感じなんですね。
海開き前の最終準備なのか、ライフセイバーの人たちは慌ただしく働いている。
そして、砂浜にステージが設置され。
いよいよセレモニーのスタートです。
まずは宮司さんによるお清めと安全祈願から。
……湘南のビーチでも、やっぱりこういうことはちゃんとやっておくんですね。
そしてついに、みんなでくす玉を割って海開きです。
やっぱりこういう時ってみんな「これぞ決定的瞬間!」とばかりにカメラを構えちゃいますよね。
パカッ!
……あれ、なんか絡まっちゃった。
若干バタバタしましたが……。
はい、おめでとうございまーす! 海開きッ!
何だかんだ言って、現場にいるとテンション上がるもんだ。
早速海へ飛び込み、泳ぎ出す人たち。
なるほどー、こうやって海開きってはじまるものだったんですね。
なんで僕は海に行くのに、水着くらい持って行こうという発想がなかったんだろうか……。
海も意外と楽しそうだね
何だかんだ言って、現場に行ってみると意外と海もウキウキする場所だなぁー……と。これだけ毎年大勢の人が行ってるということは、何かしら楽しいことがあるからなんだろうね。
せっかくだか僕もら水着くらい持って行って泳ぎまで堪能すればよかった。
こりゃ今年中にまた海に行って……イヤ、そこまではいいや。せいぜい来年の夏には一回くらい海水浴に出かけてみようかなと思った。