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ちしきの金曜日
 
書けないマジックを許さない


書けなくてイライラするペン、1位。

手に取ったマジックが書けなかった瞬間って、ものすごくイライラしないだろうか。
でももう大丈夫。僕が書けなくなる理由と、再び書けるようにするための方法を徹底調査してみました。ふたを開けて放置したマジックは何時間後に書けなくなるのか?
答えは記事の中で!

加藤まさゆき



書けないマジックが許せない

書けないマジックのことを、僕はどうしても許すことができない。
例えばこんなときだ。


はい、加藤です。あ、デイリー運輸さん?


はい、FAXで送付? 番号メモしますのでお待ち下さい……

はい、03-……(って書けない!)


きっと誰もが二度三度は経験したことがあるのではないかと思う。
中でも、ホワイトボードマーカーが書けなかった時のイライラ感は特筆に値するものがあると思う。さらに言えば、一本書けなくて手に取った他の何本かも全部書けなかった時のイライラと来たら、思い出すだけで身の毛がよだつ。あんなにも書けなくなる前に、なぜ他の人はあれを捨てないんだ、といつも思う。


摘発! おまえもテキハツ!

書けないマジック一斉摘発!

僕はあのイライラをどうしても許すことができないので、常に職場の机の中に新品マジックを5本ぐらい用意して、行動範囲でコイツに出くわしたときはすぐに捨て、さくっと交換することにしている。
とはいえそれでも、一定の確率でコイツに出くわす。1本見たら30本あると思えと言われる書けないマジック。もぐらたたき方式ではらちが明かないと悟った僕はある日、とうとう一斉摘発に乗り出した。

一斉に処分してやる!と、デスクの中、倉庫の中、もう見かけ次第片っ端から集め回った。

お前らまとめて処分してやる!

こうして一網打尽となった書けないマジックが、僕の元に集められた。ふふふ、お前らはもう終わりだ。よくもこれまで散々僕をイライラさせてくれたな。全部まとめて燃えないゴミの日に捨ててやる!
と、こいつらをゴミ箱に叩き込もうとした瞬間、僕の耳にこんな声が聞こえた。


待ってください!


え……?


僕らだって、望んで書けなくなったわけじゃないんです!


マジックたち……!


こんな不名誉なまま、この世を去るのは耐えられません!!


すまないマジックたち……

お前たちの話を聞こう……

僕はなんと軽率なことをしようとしていたのだろうか。
マジックたちに罪は無い。好きで書けなくなったわけではないのだ。マジックの一本一本に歴史があり、書けなくなった理由があるのだ。それを聞かずに何が「許さない」だというのか。僕は深く悔悟し、集めたマジックの一本一本の声に丁寧に耳を傾けることにした。そしてそこには、マジック一本一本の歴史があった。

僕は、マジックたちの話を元に、状況を再現してみた……。

 


手っ取り早く言うと、どうするとマジックは書けなくなるのかの実験です >
 

 
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