遠心力が問題
なぜあんなぺしゃんこになってしまったのか。
それはおそらく洗濯機の遠心力でぶんまわされて、 洗濯槽に押しつけられるからだろう。
いままでは小さいのを作ってばかりだったので気づかなかったが、 紙を増やして大きくしたことでその結果がハッキリ出てしまったようだ。
アーマー装着
要は遠心力をなんとかしなければいけない。といっても洗濯機が回るのは 洗濯機のアイデンティティそのものなので遠心力を自体は消せない。
なので紙の方を球体に固定させるようになにかで覆って、遠心力から守る方法をが良さそうだ。
そのためには水を通す上に頑丈で中身のない丸い物が必要になる。なにそれ。想像がつかない。
と思ったら100円ショップで売ってた。 それは糸を球状にして糊で固めた、よく見かけるけど名前が分からないやつ。
そして洗濯後。
これでも洗濯機のGには勝てなかった。いやGに負けたというより、紐を球状に固めてる糊が溶けてしまった んだと思う。なんというか、過酷な目にあわせちゃってすみません。
肝心の中身はさっきのハンバーグよりは玉に近い。スライム型。洗濯スライムだ。
でも素材に新聞紙を使ったら、ゴミっぽさが随分出てしまった。 ここまでの行程を知らなかったら、竹藪から拾ってきたと言われても仕方ない。
濡れた新聞紙というのはやっぱりちょっとマズい。
失敗ダイジェスト
その他いろいろ丸い洗濯玉を作るために工夫してみたのだが、どれもひどい失敗に終わった。 もう写真を撮るのもためらわれるような惨めさで。
でも一応努力はしました、ということをアピールするために載せます。
とにかく紙を増やす
以上のような失敗(他にもあったけどそれは撮影する前に捨てた)を繰り返した結果、 なにも余計なことしないで、本体の強化に勤しむのが一番ではないかという結論に達した。
とにかく玉の形を固定したいので、紙をガムテープでぐるぐる巻く。 日常のうっかりから生まれる洗濯玉としてはもうほとんど反則技。 非道い洗濯玉だ、と後ろ指さされるかもしれない。
これをバラバラにならないように力いっぱい握りしめる。
このとき力を出すために過去のイヤなことを思い出してエネルギーにしようとしたら、 そのままエキサイトしてしまい床に叩きつけたらバラけた。
バラけたことでさらにエキサイトしそうになったが、ここは我慢して もう一度握りしめ洗濯機に入れる。
相変わらず洗濯機の中が生活感ありすぎで記事としての見栄え無視なのは、 水を無駄にせずエライということで見逃してください。
なんとも言えない微妙な形。一部分は丸いけど一部分は平べったい。 あとまたゴミ風情が出てる。ぐちゃぐちゃになったガムテープの仕業だ。
これはサッカーボールと言えるのか。