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はっけんの水曜日
 
思い切りでかい“飛び出す絵本”を作る

リビングを占領する1冊の本

びっくり箱のようなバネ式?普通の仕掛け絵本のような方式?いっそただのジオラマに・・・?

散々迷ったが、結局飛び出す仕組みには以下のような「ポンプ方式」を採用。ポンプ仕込んだ飛び出す絵本、そんなのあまり見ることないのではないか。とにかく、飛び出すことに意義があるのだ!と迷いを吹き飛ばす。

いやまずそもそも「何が」飛び出すのか、って話だが、まあ普通に、建物や木などが飛び出すというわけです。


図にすると、こう。

建物に見立てたテスト版。 ナイロン布に、アクリル絵の具で使うグロスを塗って、空気がもれないようにしてみた。
100円ショップで買ったポンプ。単体で売ってた。

建物は写真などを参考に、それっぽくあればよし。
木々は生フェルトを、まさしく「植え込んだ」。

主要な建物を縫う。
密封性を高めるための土台。

発泡スチロールの下地をくりぬいて、パイプを配管。
試しに建てた塔と家。落書きみたいなんて言っちゃいけませんよ。

落書きみたいなんて言っちゃあ、いけませんよ。

本の扉をあけると…しなしなの建物。だがしかし!


ポスポスポス・・・シャキーン!わはははは。おずおずと立ち上がる、西洋の町だ。パイプを枝分かれさせているため、力が分散されて立ち上がりがいまいちのろい気がするが、ポンプを増設して建物ごとに配備してもいいだろう。

ところで、町というわりには閑散としているなあ、と思われた方も多いだろう。
・・・実はまだ製作途中なのだ。どーん!

もっと建物を増やし、街路を整備したり文字を入れたりなどして、週末の本番に向けて完成させる予定である。なのでぜひ実物を見に高遠へ行こう。

 

高遠ブックフェスティバル
https://takatobookfestival.org/

美篶堂
https://www.misuzudo-b.com/


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