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ちしきの金曜日
 
夢を叶えるカクテル、僕が作ります!


左の文は深夜11時台のTOKYO-FMのイメージで読んでください。

都会のオアシス、カクテルバー。
夢、希望、願い。泡のように浮んでは消える、人々の思い。
行きつけのバーに、自分の夢を一晩だけでも叶えてくれる、魔法のようなバーテンダーがいてくれたら。

そんなあなたの思いに応えるべく、実際にお店を借りてバーテンダーとなり、夢を叶えるオリジナルカクテル、僕が作ってみました!

加藤まさゆき



バーテン時代の思い出と夢

実は僕は、本当にバーテンダーの仕事をしていたことがある。学生の頃、キャバクラのフロアをやっていた友達の時給が良かったので、僕もそのバイトしたいと思って紹介を頼んだら、空きが無いので別の店なら紹介してやると言われて、気が付いたらバーテンをやっていたのだ。下の写真は、当時撮ったうち、残っている唯一の証拠写真だ。


保険金詐欺とかの容疑者にしか見えない
(クリックで目隠しがつきます)


まあ、それから1年くらいやっていただろうか。滅茶苦茶なところの多い店だったと思う。夢を追って突然東京に行ったヤツのおかげで、1週間連続でシフトに入らなければならなくなったし、マスターはいい加減な性格で、給料の遅配は日常茶飯事だった。最後には客が全く来なくなって店はつぶれてしまい、マスターは新たな夢を追って不動産業へ転職していった。
今となっては全てがいい思い出だったと言えるが、当時はなかなか苦労の多いバイトだった。

あれから10年、バイト仲間の夢や、マスターの夢はどうなっただろうか。今日は当時を思い出しながら久しぶりにシェイカーを持ち、夢を叶える魔法のバーテンダーとしてオリジナルカクテルを作っていきたいと思う。

 

「自由に生きたい。」


何かと制約の多い今の時代。
コンプライアンスとかアカウンタビリティとかマニフェストとか、そんな感じのものを仕事で毎日求められてうんざりしてしまっている人も多いのではないだろうか。
自由に生きたい。
大空を翔ける鳥のように、大海原を泳ぐ魚のように、思いっきり自由に生きたい。
そんな自分の姿を、今夜このカクテルの中に夢見られたら。そんなあなたのために僕が、このカクテルを作りました。


『ミッドナイト・アクアリウム』


熱帯魚に、あなたの想いを託して。


すんごい跳ねて暴れた。


ありがとう魚。これからもよろしくな。

お魚さんごめんなさい

カクテルには定番の色である青を用いて、深い色の青海原を表現してみた。普通青い色をつけたいときには、「ブルーキュラソー」という青いリキュールを使うのだが、魚の健康を考えて、今回は熱帯魚用消毒薬の「メチレンブルー」を用いてみた。
魚はうちの水槽で飼っているヤツに、ちょっとモデルをお願いしたのだけれど、撮影中、ものすごい勢いでグラスの中でビチビチと暴れ、せっかく自作した小物撮影箱が水浸しになってしまった。やはり撮影がイヤだったのだろうか。

その後すぐに水槽に返したのだが、彼が「虐待だ!」などと思わずに、「薬浴、気持ちよかったなあ」思いながら水槽に帰って行ってくれたであろうことを切に願っている。

 

とまあ、こんな感じでどんどん、夢を叶えるオリジナルカクテルを量産していきたいと思います!

 

巨万の富を築きたい。


永遠の憧れである、富、財宝。
誰もが手に入れられるわけではないものだが、決して一部の限られた人間のものだけでもない。例えば、洗濯機ゴミ取りネットを発明して商品化した人のように、新たな発想ひとつで大金持ちになった庶民だっているわけだし、決して無理な夢というわけではない。

さて、僕らは今カクテルのことを考えているわけだけれど、アルコール飲料業界における新たなロングセラー商品として記憶に新しいのはこれである。


「氷結」と「−196℃」


かれこれ十数年前、発売されるや否やその斬新な製法で爆発的ヒット商品となったのを今でも鮮烈に覚えている。当時は「氷結果汁」という商品名だっただろうか。そしてその味は高い評価を獲得し、今になっても売れ続けるロングセラー商品の仲間入りを果たしたのだ。
巨万の富を生み出すヒット商品の威光に、一晩だけでもあやかって夢を見てみたい。(あわよくば、僕がそのカクテルの発明で億万長者になってみたい)
そんな思いを胸に僕はこんなカクテルを作ってみた。


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