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ひらめきの月曜日
 
なんでも寒天で固める国、秋田


駅構内に唐突に置いてある、なまはげの顔ハメ

今回は、先日秋田へ里帰りした際に地元のスーパーで見つけた珍しい食べ物をご紹介、という内容なのだが、特に、寒天と秋田との蜜月ぶりといったらアナタ、いやぁ、ちょっとしたカルチャーショックであった。

その固めっぷりは想像を遙かに超えており、秋田で生まれ育ったというのに、この県について私は一体なにを知っているのだろう…と不安になるほど、いろんな物が固 まりまくっていた。それはもうプリップリに。

そもそも秋田には18歳までしかいなかった(東京での生活の方が長い計算になる)ので知らないことがあっても仕方がないとは思うのだが、それを差し引いても「なんだこれは!」と驚くことが多かった。

その様子を、とくとご覧いただこうと思う。

高瀬 克子




いきなり知らない食べ物が

最初にやってきたのは、近所のスーパー「ナイス」であ る。記事に出来るような珍しい食べ物は置いてないか? と思い、やってきたのだが…。


超地元系。
入店するなりサービスで新米(一人2合)をくれました。

海藻を固めた食べ物。福岡で言うところの「おきゅうと」 みたいなもんでしょうか。
秋田の豆腐はチューブ入りが多いんです。

チューブじゃなく、「袋とうふ」という名前でした。それにしても「栄養」ってすごい売り文句だ。
こちらは3袋パック。たしか輪切りにして普通に使うような記憶が。

「えご」と「袋とうふ」だけでは弱い。これではコネタの域を出ない。…と、ぶらぶらお総菜コーナーを歩いていると、それはいきなり目に飛び込んできた。


ヨーグルトのような物の上に、キュウリの輪切りと、缶詰のミカンという不思議な組み合わせ。これは一体…?
商品名には「あさづけ」とあるが、表記の間違いじゃないだろうか。

実家にいる限り、母が張り切ってごはんを作ってくれるのでお総菜コーナーはスルーせざるを得なかったのだが、今回わざわざこうして歩いてみて良かった。

とりあえず「得体の知れない物が見つかった!」という満足感と共にこれを購入、店の一画にある飲食スペースでさっそく試食することにした。

無糖ヨーグルトのようにトロトロと糸を引く謎の食べ物。
まったく味の予想がつかないまま、まずはひとくち。

………。
!!!(迷うことなくお茶に手が伸びた)

うわー! な、なんだこりゃ!


まさに「なんだこりゃ」としか言いようのない味であった。酸っぱいのだが、これは明らかにヨーグルトの酸っぱさではない。無理に説明しようとすれば「醤油を入れずに甘めに作った酢の物」が一番近いような気がする。

原材料の欄を見ると「うるち米粉、砂糖、醸造酢、きゅうり、みかん」とあった。うん、これは酢の物に米の粉でとろみを付けた物だ。合ってた。

あまりに分からないことだらけだったので、その場で携帯電話の検索機能を駆使し「秋田 あさづけ」で調べてみたところ、謎はあっけなく解けた。

これは「お米のデザート」と呼ばれる立派な郷土料理らしい。主に県南で多く食べられているそうで、なるほど両親共に県北出身の私には縁のない食べ物であった。


いやー、それにしてもインパクトありすぎました。


あさづけの衝撃を引きずったままではあるが、さらなる未知の食べ物と遭遇すべく、次なるスーパーへと向かった。


道すがら「プラハ」と名の付く八百屋さんを発見。チェコと何か関係があるのかは不明。

次に辿り着いたのは「マルダイ」という、これも地元系のスーパー。


メガネのパリーミキみたいな外観ですが、スーパーです。
ここにもあった、あさづけ。そんなにポピュラーな存在だったのか…と不安に。

しかし、残念ながらここでは「おっ!」と思えるような物が見つからなかったため、次の店へと向かった。



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