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はっけんの水曜日
 
最初に干すところからXO醤を作ってみた

水につけておいておくだけ。簡単に戻るのも魅力的。

干したら水で戻すのです

乾物ってのは、使うときは総じて水で戻す必要があるんですね。干して戻しての行ったりきたり。干してみたけどやっぱみずみずしい方が良い!やっぱみずみずしいキミじゃなきゃダメなんだ!みたいな、ね。(ね、って。)

でもってこいつらは水につけておけば大体10時間くらいですっかりぷっくり戻ってしまう乾物の優等生。元に戻すのに1週間掛かるナマコちゃんとは大違いですな。ナマコを戻すのは本当に大変だったよ。

 

ほいじゃけぇ、XO醤を作ってみようかね


材料は、ベーコン、唐辛子、ニンニク、戻し貝柱、戻し干し海老。

材料は上の写真の通り。本当は金華ハムを使うんだけど、作るのは無理で葛西のワイズマートに売ってなかったのでベーコンを買ってきた。ベーコンも超美味いからきっと成功するよ。ベーコン、好きだし。

あと、なにやら本場のXO醤には唐辛子を多めに入れると小耳に挟んだっていうかどっかのサイトに書いてあったので青唐辛子と赤唐辛子も入れてみたい。どっちも生の良いのが手に入ったんだよ。

それからニンニク。中国産だよ。海原雄山が現地の材料を使うのが大事って言ってたから、あえて中国産だよ。


この様にすっかり干す前と同じ感じに戻りました。茹でてあるのでこのまま食べられるよ

この美味しそうなトリコロール。どっかの国旗みたいでしょ。

はいー、みじん切りですー

青唐辛子、赤唐辛子、ニンニクをみじん切りに。なんだか辛味成分が飛び散るらしく、みじん切るほどに鼻がむずむず、目がしぱしぱ。擬音多めに書くと文章が可愛くなるね。

戻した貝柱と干し海老もみじん切り。ベーコンもみじん切り。要するに全部みじん切り。なんかもう、手が疲れちゃったよ。

材料の下ごしらえが出来たら後は油で適当に炒めます。


いやーん、なにこのぷっくりコンビ。
こいつらも容赦なくみじん切りに。

ベーコン、戻し貝柱、戻し海老のトリコロール。これで炒飯ってのもいいかもしんない。
戻し汁もあとで使うんですよ。旨味が溶けてて、恐ろしいほどの旨味汁に。

 

炒めて炒めて炒めまくると大体完成


材料の半分くらい、もしくはもう少し少ない量の油(顔の油とか石油以外の油ならなんでもいいです)で炒めます。茶色くなったら完成。

焦げないように菜箸でかき混ぜながら中火とか弱火で炒めるのが肝要。多分。

ほら、だんだん美味しそうな色になってきた。茶色いものってどうしてこんなに美味そうなのかよ。孫の可愛さと同じくらい謎な魅力。

大体15分くらいで上の写真くらいの茶色になります。割と短時間だし簡単。どのくらいの炒め加減にするかは好みで決めたらいいんじゃないでしょうかね。とりあえず焦がさなければ勝ちです。焦げたら負け。

大体こんなもんかな、と思ったら味付けして完成なんですよ。

 

干し海老をたっぷり入れた海老ラー油。

ラー油とか紹興酒とかで味付け

さて、仕上げの味付け。今回は塩、ラー油、紹興酒、醤油、オイスターソース、カラメルソースを入れてみました。量的には大体全部大さじ1くらい。

それらを鍋に入れて、弱火で少々加熱したら完成。もうね、この辺りですごいんですよ。匂いが。いやさ、香りが。香りちゃーん!魅力的すぎるよー!みたいな、ね(今日2回目の、ね)。

ほらもう、見てよ、この有様を。


紹興酒を入れると結構それだけで中華になるよね。
ほーら、いいだろ、これ全部オレのXO醤。

わははは、笑っちゃうくらい美味しそうなので当然食べるわけさ。

よーし、お父さん食べちゃうぞー!そういえば先日結婚しました。続きは次のページで。


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