クリーニング屋キャラの、キャラ界における参入障壁の低さがお分かりいただけたことと思う。
こうやってたくさん見ていくと、キャラに意味を求めるのが間違いなのだ、と思わされる。「とりあえずいればいい」。にぎやかしというキャラ本来の役割が純粋に表れた形式とすらいえるかもしれない。
気になるおしゃれ共和国
前ページ冒頭のペンギンが気に入っているぼくだが、「おしゃれ共和国」というクリーニング屋チェーンのキャラも捨てがたい。
動物をキャラにするならこの種族。百獣の王、ライオンだ。いや、これ、トラか?
ぼくのクリーニングとの関連性を執拗に問う態度を遥か後方に置き去り、建国の挙に出たその大胆さには脱帽である。
この「おしゃれ共和国」、東京都内に30店舗以上展開する共和国だ。注目したいのは、各共和国店にいらっしゃるこの大統領が手描きだという点だ。チェーンなのに。味わい深い。
と思っていたら。
共和国内に異変か。大統領を尻目にセオリー通りの蝶ネクタイ姿で犬らしきキャラが台頭。
今後の共和国の動向に注目していきたい。
今後も集めていきたいと思います
なぜわれわれはこんなにもキャラを生み出してしまうのか。日本のマンガ、アニメが世界中で注目されて久しいが、実はこういった市井のキャラたちにこそ、日本におけるキャラ文化の成熟具合がうかがえるのではないかと思っている。たぶん。
キャラというか、なんというか。