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ちしきの金曜日
 
私鉄各線の「きっぷ売り場」減少を追う


あなたが最後に「きっぷ」を買ったのはいつですか。

東京で私鉄全線にパスモ(接触式ICカード乗車券)が導入されて2年半が経つ。そのせいで、ここ最近切符を買うことはほとんどなくなった。みなさんもそうではないだろうか。そこで今回は、都内私鉄各線を巡り、パスモ導入に伴う「きっぷ売り場」の券売機の現状を調査してみた。

加藤まさゆき



東池袋の駅に漂う寂寥感

先日、野暮用があって東池袋の駅で降りた。


池袋から1駅。サンシャインシティの最寄り駅。


僕は高校生の時、毎日この駅を使っていたので、勝手知ったる駅だ。けれどその日、久しぶりに降りた僕は、何とも言えない違和感を覚えた。
なんだろう、なにかすっきりしたような、さびしいような。その違和感の原因はこれだった。


券売機が閉鎖されてる!

しかも7個も!

見てのとおり券売機の数が減らされ、10台から3台になり、跡地はただの壁になっていたのだ。
僕が高校生の頃はパスモどころかパスネットも無かったので、誰もが毎回切符を買って電車に乗っていた。しかし最近ではパスモもスイカも普及しきってしまったので、必然、券売機はその台数を減らされたのだろう。時代の為せるわざだ。

 

他の駅ではどうなのだろう

これは東池袋駅に限らず、首都圏全域で起こっている現象のはずだ。あのズラリと並んだ券売機、あいつらがあった場所は、今どうなっているのだろうか。
気になった僕は、生まれた町の駅である「市ヶ谷」に向かってみた。市ヶ谷はJR総武線・有楽町線・都営新宿線・南北線の4線が通る比較的乗り換えに向く駅である。まずはJRのきっぷ売り場を見てみた。


JRのきっぷ売り場。奥に「みどりの窓口」がある。

これを見て僕は「ちくしょう、そう来たか!」と思った。何が「ちくしょう!」なのかと言えば、昔きっぷ売り場があった場所が、すっかり改修されていたからである。図に書いて説明しよう


これが今あるきっぷ売り場。

ここの券売機の数、一見減ったようには見えないが、実は大きく減っている。


奥にもっと券売機があった。


僕が子供の頃は図のように、もっと奥まで券売機があったのだが、その部分がつぶされ、まるごと今の「みどりの窓口」へと変わってしまったのだ。だからぱっと見には、券売機が減ったようには見えない。
たまたま市ヶ谷は子供の頃の記憶があったから分かったのだが、他の駅が改修されたのではちょっと分かりそうに無い。例えばここ、秋葉原もそうだ


何年か前からずっと大規模再開発中。


昔からの秋葉原に慣れた人ならおなじみの電気街口は、今このようになっている。


ここでもやっぱり、みどりの窓口

やはり改修に伴って、きっぷ売り場自体が移設されている。このようにJRのターミナル駅では、きっぷ売り場は改修されやすいのではないかと考えられた。

 

私鉄の小さな駅を調べてみた

以上を踏まえ、今回はターミナル駅に程近い、乗り換えが少ない私鉄の駅を狙ってきっぷ売場を観察してみた。(これは最初の東池袋と同じ条件になる。)

以下に観察していった駅の一覧を示す。順番に見ていこう。

都営地下鉄 新宿線 市ヶ谷駅

東武東上線 北池袋駅
(池袋から1駅)

西武池袋線 椎名町駅
(池袋から1駅)

京王線 初台駅(新宿から1駅)&新宿駅乗換ゾーン

小田急線 参宮橋駅・代々木八幡駅(新宿から2駅・3駅)

東急東横線 代官山駅・中目黒駅(渋谷から1駅・2駅)


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