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ひらめきの月曜日
 
自画像パズルに変な顔で対抗する

いよいよ自分の顔を作る

地球上の誰の顔でも作れるという触れ込みの「ジガゾーパズル」。そのためには、まずは横が240ピクセル、縦が320ピクセルの顔の写真を用意しよう。


まずはノーマルモードの自分で試す

既存の写真を編集してもよいが、携帯電話のカメラで撮影する場合は指定の大きさに設定して撮るとよいだろう。

今回の場合、普通のデジタルカメラで撮影した写真をトリミングして使うことにした。とりあえずはあくまで普通の顔をした自分で試して様子を見てみよう。


写真を送ると、対応した並べ方図わかる
プリントアウトして作業開始だ

次に、マニュアルに載っているアドレスに、顔写真を添付して携帯電話からメールを送る。すると、すぐに特定のアドレスの載ったメールが返信されてくる。そのアドレスにアクセスすると、写真を基にしたパズルの完成イメージと、並べ方の図を見られるようになっているのだ。

基本的に返信は携帯電話に返ってくるのだが、簡単な設定でパソコンにも返ってくる。並べ方の図の印刷などを考えるとパソコンの方が作業性が高いので、今回はこの方法でやってみた。


並べやすいように分類してみた
どうなるのかな…

まずは夏目漱石になっていたピースをバラバラにする。このパズルは特性上、作っては崩すを繰り返すことになるわけだ。最大で300ピースの中から特定のマークのついたピースを探すのは結構難しいだろう。

これは自分で考えてやってみたことだが、マークを「食べ物・飲み物」「乗り物」などに分け、ピースの裏側にジャンルごとに同じ色でマーキングをしてから作業に取りかかった。この準備自体にそれなりに時間がかかったが、パズルを繰り返し組むことを考えると作業効率は大幅に上がると思う。

さて、並べる作業をはじめてみる。…うーん、それなりに並べても、自分の顔ができていくという感じがしてこない。


おっ、それっぽくなってきたか
結構疲れた分、最後のピースをはめるのはうれしい

黙々と、淡々と作業。カテゴライズのおかげで目的とするピースを見つけるのはそれほど困難ではないが、それでも同じ姿勢で地味に並べ続けていると、腰や肩が凝ってくる。

だからこそ、最後のピースを置くのはうれしい。これは普通のジグソーパズルと同じだろう。


メールで送った写真の現物
パズル完成でこうなった

おお、確かにそれっぽいぞ!

細かい描写はともかく、雰囲気はよく出ていると思う。これは確かに自分だ。

比較的まともに写っている写真を選んだつもりだが、パズルにしたものはそれよりも少々おっさんっぽく見えるだろうか。5年後くらいの自分はこんな感じという予想図にも見える。


なんか不思議だ…
現状の自分と比較

並べて部屋に置いておくと、独特のタッチにも原因しているのだろうか、こういうものがそこに存在しているというのが妙に不思議に感じられた。こんな気持ちになるのはこのパズルならではだろう。

実際の自分と比べて写真を撮ると、パズルはあくまで別の写真を基にしたものということで、それなりに違って見える。しかしそれは、誰でも写真ごとに写りが結構違うということと同じことだろう。やっぱり自分だな、と思う。

「ジガゾーパズル」の実力は大体わかった。300ピースを必ず全て使うというのもすごい。ならばこっちも本気を出そうじゃないか。この例は普通の表情だったが、もっと別のものでも再現できるのか試してみよう。


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