ああ、どうして僕の想像する契約はこういったネガティブなものばかりなんだろう。
似顔絵の安藤さんは本物と同じようにサングラスをかけていてしてやったりの表情。いっぽう同じ日に借金して壺まで買った萩原はもう目が泳ぎはじめています。しかし、およそシリアスなものからはほど遠い、ほんわかした契約書。返済が少しくらい遅れても許してもらえそうな雰囲気です。たぶんダメだけど。
印鑑の代わりに似顔絵を描くことによって、マジメな書類でもなんだか間の抜けた雰囲気になりました。また、その似顔絵を描いた(契約した)時々の感情を表すことができる、というのも面白いと思いました。
もっと身近な例を示せば、あの役所に出す茶色の書類と緑の書類できっとかなり似顔絵のテンションが違うだろう、と思います。 |