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ロマンの木曜日
 
揚げたてのポテトチップスは凄く美味しい


美味しそうでしょう。

「鶏の唐揚げって美味しいよね、冷めたのしか食べたこと無いけど」

と、友人が言ったらばあなたはどう思うだろうか。
唐揚げのおいしさには同意しつつも、揚げたてのおいしさを主張し、なんで冷めたのしか食べたことがないかを尋ね、揚げたてを食べることを勧めるだろう。

でも考えてみて欲しい。こと、ポテトチップスにおいては大半の人が冒頭のように「揚げたてを知らずに美味しいと満足している状態」なのだ!

ガーン!まさにガーン!まさか自分がそんな状況だったなんて!そう思うといてもたってもいられない。

揚げたてのポテトチップスを食べるしか無かろう!!

尾張 由晃



京都にジャガイモの水分が広がる

そうは言ってもポテトチップスを作るのは難しい。以前自宅でポテトチップスを作ろうとして似ても似つかないものが出来上がったことを思い出す。

食べさせてくれないかなと湖池屋さんにお願いしたら京都工場で「カラムーチョ」の揚げたてを試食させてくれるとのこと。やった!本当に揚げたてのポテトチップスが食べられる!


もうもうと水蒸気が立ち上る。雲とかぶって見づらいですが。

喜び勇んで工場へ向かう。見えてきた工場から煙が上がっているのに驚いた。工場と言ってもポテトチップスを作っているのだ、煙とポテトチップスがどうにも結びつかない。

湖池屋の人「あの煙ですか、あれは水蒸気で、ジャガイモを揚げたときの水分ですよ 」

あんなに!?ジャガイモを揚げて水蒸気が出るというのがにわかに信じがたい。

湖池屋の人「ジャガイモは80%が水分ですからね。」

そんなに!?ホクホクなのにほぼ水分。

湖池屋の人「北海道の大地と雨で育ったジャガイモが京都でポテトチップスになり、その水分が京都の空気に溶け込むんですよ」

ここだけ急に慣れた口調。これが湖池屋京都工場の定番ネタか。なんだかロマンチックな職場だぜ。

 

工場長、自信満々


今回案内してくれた工場長。


手短な挨拶の後、「揚げたてのは、本当に美味しいですよ」とニヤリと笑う工場長。うおお!言うか、自ら言うか。これから飛ぶハードルを、自ら上げる工場長。どれだけ羽ばたく自信があるのか。こちらも期待に胸ふくらむ。

すぐにも食べたいものだけど、まずは製造過程を見せていただく。

 

量が多すぎて現実感が沸かない


カゴ一個で1.4トン。それがいっぱい。
まだ土が付いていて、生きている芋。

建物に入ってすぐに感じる土の香り。土が付いたまま、採れたてのままのジャガイモが数十トンも保管されている。

だけどパッと見、まるで壁。近づいて見なければジャガイモと分からないくらいの圧倒的な量。これが全部ポテトチップスになるなんて。夢か(寝てるときの)、いや、夢か(願望の)。

まだまだ夢のような事が続きます。



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