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ちしきの金曜日
 
みんなでエスカレーターを見に行った

新橋地区・約束の地

さいごは新橋と汐留。案内されて思ったが、ここはエスカレーター好きなら必ず訪れなければならない約束の地なのではないか。新旧および各メーカーが特徴あるものを繰り出してきている。

ところでみなさんは「好きなエスカレーター、どこの?」って訊かれたら答えることができるだろうか。4ページ目までこの記事読み進めた方なら当然、好きなエスカレーターのひとつやふたつあって当然だよね。

で、ぼくが好きなのは地下鉄千代田線御茶ノ水駅のJR側改札へ向かう壮大なあの作品なのだが、僅差で2位がこれ。新橋駅の総武横須賀線ホームに降りていくあれだ。

「あれ」とか言われてもぴんとこないかもしれない。すまん。でも、あれ、すてきなのよ。


エスカレーター本体もさることながら、全体的に薄暗い感じがいい。降りていった先には何が待ち受けるのか?!それは津田沼行きの快速です。

これはいい。やっぱりすてきだ。浮かれた手すりの色も許そう。

で、新橋といえば汐留口にある新橋駅前ビルだ。素敵なビルだ。素敵なビルにはすてきなエスカレーターがあるんだということに今回気付いた。そう、しょっぱなにお見せしたエスカレーターはこのビルの中にあるもの。


わざと時間を止めているかのような雰囲気の空間。新橋駅前ビル。天井から下がる「エスカレーター」の文字に期待が高まる。

冒頭でもお見せした、これ。ほんとすてきだ。地方の古いスーパーとかにあるよねこういうの。懐かしい感じ。

手すり下が不透明で照明が仕込まれているのがまたいい。このゆったりと湾曲した手すり下の「壁」部分を指して田村さんは「丸ボディ」と言っていた。

丸ボディに夢中の参加者たち(ここに移っているのは全員参加者。変な光景)。

このエスカレーターに立てば、だれもが美男美女に見える。吊り橋効果ならぬエスカレーター効果と言えよう。

 

いくらでも紹介したいエスカレーター作品がありますが

さて、このさきは汐留で見たかっこいいものをだーっと見ていただこう。紙幅もそろそろ尽きかけている。


ラグジュアリーな屋外エスカレーター作品にみんなめろめろだ。

外からの視線を意識していると思しき光り輝くエスカレーター。人間って、やっぱりエスカレーターが好きなんだ、と確信した設計デザイン。

吹き抜けをセクシーに横断するすてきなエスカレーターを…

…しみじみと見下ろす一同。

こちらでもしみじみ。

そしてじっくり味わいながらしみじみ下ります。

参加者が降りてくる様子をも鑑賞。エスカレーターがぼくらをひとつにした。何この一体感。

次回開催を心待ちにしています

誰もが乗ったことがある「乗り物」。あたりまえすぎて気がつかなかったけど、好きな人に色々案内されながら乗ってみると、とても魅力的。田村さん、ありがとう。次回開催を、ぜひ。

ツアーに興味ある方は「東京エスカレーター」をチェックだ。


この場を借りて宣伝:「共食いキャラ」が本になりました

団地とならんでぼくのライフワークである「共食いキャラ」の収集。これまでデイリーポータルZで彼らのこまった実態を記事にしてきました。

クラブ活動「共食いキャラクター」
共食いキャラクターを鑑賞する
共食いキャラクター韓国編
共食いキャラ・ブタさんスペシャル

涙なくしては語れぬ彼らの労働実態をまとめた本が出版されちゃいました。その名も「共食いキャラの本 」。詳しくはこちら。年末はこたつの中で彼らの活躍に涙してください。

選び抜いたトンカツ屋の彼が表紙をかざる。コック帽で食べる気まんまん。だいじょうぶか。


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