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土曜ワイド工場
 
美味しすぎる立ち食いそば巡り


美味しいものを食べると幸せを感じる

すぐに食べることができて安い、それが立ち食いそばだと思う。決して飛びぬけて美味しいわけではないけれど平均点の味がある。僕の中の「立ち食いそば」とはその程度の認識だった。

しかし、先日知り合ったフードカメラマンが「立ち食いそばをなめちゃいけない」と言った。べろべろに酔った深夜2時の新宿での発言だ。僕は「あ〜そうなんですか」と話半分であいづちを打ったが、「え? そうなの」と不思議だった。

ということで、そのフードカメラマンに美味しい「立ち食いそば」に連れて行ってもらうことにした。

地主 恵亮



水道橋での待ち合わせ

11月の終わりの平日に水道橋でそのフードカメラマンの待ち合わせをした。水道橋は変わった雰囲気だ。近くに地方競馬の場外馬券場があるので、平日の昼間でもワンカップを持ったおじさんとネクタイを締めたサラリーマンが行きかっている。


水道橋駅

12時半に待ち合わせたのだけれど、もう10分が過ぎている。
実はそのフードカメラマンとは一度飲みに行ったと言っても、2、3度しか会ったことがない。今日は一日二人で立ち食いそば屋を巡るのだけれど、沈黙がその時間を支配するのではないかといささか不安でもある。そんなことを考えていたらフードカメラマン関さんが現れた。


今回紹介してくれるフードカメラマン関さん

この写真からでは想像しにくいが、関さんはすごくいい写真を撮る人だ。後で聞いたのだけれど、とても有名なパーラーのメニュー写真も撮っているそうだ。僕はそのパーラーに一度行ったことがあるのだけれど、どれもとても美味しいそうだったことを覚えている。あなたのせいでメニューと長い時間睨めっこしたよ!


今からウマいそば屋に行きます

 

天ぷらうまし、水道橋「とんがらし」

まずは水道橋にある「とんがらし」という立ち食いそば屋に向かう。ここは天ぷらがとにかく美味しいとのことだ。僕は天ぷらが好きだ。期待を胸にランチタイムの水道橋を歩く。「天気がいいですね」「今年は寒くなるのが早いですね」と言った会話をしていたら、5分くらいで到着した。


水道橋「とんがらし」

ひっそりとしたお店のたたずまいが美味しさの期待を持たせてくれる。知る人ぞ知る名店の予感だ。しかし、10人も入ればぎゅうぎゅうになってしまいそうな店内では行列ができていた。知る人ぞ知る名店ではなく、そのあたりの人はみんな知っている名店だった。


行列ですよ

 

天ぷらうまいよ! うますぎるよ!

多くの立ち食いそば屋では天ぷらが作り置きなのにたいして、この「とんがらし」では注文があってから天ぷらを作っている。出来立てが美味しくないはずが無いと期待で胸が躍る。


天ぷらそば(550円)

一口食べたとたんに驚く。僕の心の中の鹿賀丈史が「私の記憶が確かならば…こんな美味しい立ち食いそばを食べたことがない」と腰から崩れ落ちた。想像をはるかに超えた美味しさだ。天ぷらは文句のつけどころが無く、少し濃い目のツユとの相性もバッチリだ。


こっちは関さんが頼んだ小エビ天(ひもかわ)

ケチな僕は550円と言う価格が立ち食いそばにしては高いのではないかと思った(よく考えるとアレだけ天ぷらがのっているのだから安いくらいだよね)。そういうと関さんが「ラーメンと比べてみてくださいよ」と言う。確かにそうだ。最近のラーメンはべらぼうに高い。それと比べればこのボリュームにこの美味しさ。安い。僕に翼があったら嬉しくて飛び立ってしまいそうだった。


めちゃくちゃ美味しかった!

イキナリやられた。立ち食いそばはこんなにも美味しいのか。鹿賀丈史が鉄人を呼び込むのをやめた。安くて手軽だから毎日でも食べられる。幸せは身近にあったことに気が付いた。青い鳥状態だ。


とんがらし
東京都千代田区三崎町3-2-10 池本ビル 1F
Tel:03-3234-1610


まだまだ立ち食いそば >
 

 
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