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土曜ワイド工場
 
家電を使わずにあたたかく過ごす方法


あたたかく過ごすぞ!

寒い!
冬だから当たり前といえば、当たり前なのだけれど、日々寒すぎる。僕の家には暖房器具が無いため、毎日が寒さとの戦いになっている。いや、実際はエアコンがあるのだけれど、つけても全然あたたかくならない。
彼のやる気の無さは、優勝が決まった後の消化試合のプロ野球の観客席を思わせる。だから、彼には頼らないと今の家に引っ越した最初の冬に決めた。

新たに暖房器具を買ったとしても夏場保管しておく場所がない。どうにか暖房器具に頼らずあたたかく過ごすことは出来ないだろうか? ということで、室内で自力であたたかくなる方法を模索してみることにした。

地主 恵亮



部屋が寒いのです

毎朝寒い。その寒さは僕に布団から出ることを拒ませる。勇気を出して、布団から出て気温計を見ると11度を示している。もっと冬が進むと一体この部屋は何度になるのだろうと思うと、ぞっとする。いや、現状でも十分に寒いから毎日目が覚めるたびにぞっとするのだけれど。


一桁までもう少し!

今の僕は毎日を大体家で過ごしている。会社で働いていた頃は、家は寝に帰るだけの場所だったので、寒くても一向にかまわなかった。しかし、最近は一日中家にいるので寒いのは死活問題だ。とにかくあたたかく過ごしたいのだ。


朝は特に寒いので、赤穂浪士の討ち入りみたいなファッション(ただし首が窮屈で長くは出来ない)

ある冬の日、用事があって公園に出かけると、温度計は15度を指していた。日にもよるのだろうけれど、外の方が日差しがあってあたたかい時もある。夕方近く用事が済んで晩御飯を食べようと定食屋に行くと温度計は24度を指していた。春だ。定食屋は春だ。


昼の公園は15度

夜の定食屋は24度

春の定食屋を出て、家に戻り温度計を見ると13度を指していた。夏も秋もすっ飛ばして冬だ。朝よりはあたたかいが寒いことに違いは無い。僕は家の中では大抵座って過ごしている(多くの人がそうだろうけれど)。動かずに過ごす13度は身にこたえる。


いっそ一桁にな〜れ!

現状を見直す

まず、僕が毎日家でどのような服で過ごしているのかを冷静に考えてみる。家でもマフラー、ニット帽は必須アイテムだ。


普段着の僕

ロンティーの上にロンティーを着てさらにトレーナーを着るという一歩未来の着こなしをして、その上にリバーシブルのフリースを着ている。分かりにくいが、ズボンも二枚はいている。また、フローリングが冷たいので、もこもこの靴下をはいている。しかし、これでも、寒いのである。

現状はこんな感じだ。ここからいろいろとプラスしてあたたかくなっていこうと思う。


あたたかさ:☆

話題のヒートテック


1500円でした

特に今年は冬を乗り切るアイテムとして、ユニクロの「ヒートテック」をはずすことが出来ないと思う。僕は今までヒートテックを着たことが無いのだけれど、その評判は嫌でも耳に入ってくる。これは期待が持てる。


お〜あたたかい!

春を感じる明るい緑を選んでみた。体のラインを出す感じの着こなしは露出の少ない冬に、僕ができる最大限の大胆だ。
ユニクロの回し者みたいな事を書くけれど、本当にあたたかい。なんだか安心感のあるあたたかさだ。熱いお風呂の前で「押すなよ、押すなよ」と言ったら、キチンと誰かが押してくれたようなか感じだ。


その上にさっきの服を着ました

あたたかさ:☆☆☆☆
(プラス星3つ)


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