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はっけんの水曜日
 
吐息でネット


現代版「吐息でネット」の図

「吐息でネット」というのは、南野陽子さんが歌った1980年代のヒット曲だ。
年末にやっていた歌番組で久しぶりに聞いたが、とてもいい曲である。

そのころは「ネット」というと、洗濯ネットやバックネットなど、文字通り「網」しか連想しなかった。
しかし今は、ネットといえばまさにみなさんが今見ている「インターネット」のことを示す。

であるならば、2010年版「吐息でネット」を試してみる必要があるのではないだろうか。

ということで、吐息をつかって風力発電して携帯電話を充電しようと思ったのだが、失敗した。

工藤 考浩




失敗までの顛末です

結論を先に書いてしまったが、「吐息でネット」は失敗した。
吐息で発電してインターネットにつなぐというのを思いついた時点で、僕の中では8割くらい満足しているのだが、やはりその思いつきは完成させたい。
当初はもちろんそう思っていた。
いい加減な気持ちではなく、吐息発電に向けて真剣に取り組んでいたことだけは明記しておきたい。



手回しで携帯を充電できる

充電器を入手

吐息で携帯電話を充電するのに、まず真っ先に思いついたのが手回し式の充電器だ。
ハンドルを回すと電気が起きて、ラジオが聴けたり懐中電灯になったりもする機械をホームセンターの防災用品売り場なんかで見かけたことがある。
あのハンドル部分を風車に置き換えればいいのではないだろうか。


まずは分解

なかなか厳しい

あらかじめ予想はしていたが、手回し式のハンドルはある程度の手応えがある。
少ない回転数で効率よく発電できるように、ギアをかませてあるのだ。
なので、直接ここに風車を取り付けても発電機は回りはしない。
そこでまずは充電器を分解してみた。
風車の回転を発電用のモーターに伝える術を探ってみよう。


歯車がいくつも見える

しかし、途中まで分解してみたのだが、どうがんばっても手回しハンドルの取っ手が外れない。
歯車から出ている軸に堅く固定されている。
取っ手が外れないことには、発電ユニットを取り出すことができないので、風車を組み付けることもできない。
僕が買ったこの充電器は価格の安い物で、この手の電気製品はそもそも分解修理を想定していないことが多い。
その場合、部品を取り外すにはどこかを壊す必要がある。
この取っ手部分も無理に外そうとすると、壊れてしまいそうだ。
残念ながらあきらめるよりほかはなさそうだ。
どうしようか。
誰かこの取っ手、とってなどと言っている場合ではない。言っちゃったけど。

次に思いついた手がミニ扇風機だが
羽がぐにゃぐにゃだった

次の方法もダメ

手回し充電器が無理だったので、次に考えたのはミニ扇風機を使って発電しようという方法だ。
扇風機の羽根を吐息で回せば、モーターから電気が生まれる。
その電気を先ほどの充電器の回路につないで、携帯電話を充電しようという計画だ。
しかし、100円ショップで買ってきたミニ扇風機のパッケージを開けた時点でこの計画も頓挫した。
扇風機の羽根が柔らかいビニール製で、息を吹きかけても回るような代物ではないのだ。
「そんなうまくはいかないよなー」とは思っていたが、こんなにもダメだとは。
さらに次の方法を考えなければ。


困ったときのタミヤ

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