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ひらめきの月曜日
 
走るサラリーマンはかっこいい

ビルに向かって走れ

ビルに向かって走るのもかっこいい。スケールのでかいものに立ち向かうことにより、闘うサラリーマンみたいな感じを醸し出すことができるのだ。


情熱まっしぐらの企業戦士

見方によってはでかいネタをスクープした新聞記者のようでもある。

事件です、デスク

凄いネタを

スクープしました

実際には何のネタもつかんじゃいないのだが、明日の一面でスクープをスッパ抜きそうな緊迫感だ。

時間に追われている感じがかっこいい

緊迫感という点では携帯電話や腕時計といったツールも有効である。ただ走るときよりも「時間に追われている」という状況を強く表すことができて、かっこよさが増す。

もしもし。もう会議はじまってますか

あと5分で向かいます

「スマップがやってる携帯電話のCMみたいですよ」とは安藤さんの談。さすが名カメラマンだけあって被写体をのせるのが上手である。

しかし、安藤カメラマンが追っていたのは僕だけではなかった。「かっこいい」と思わずシャッターを押したというのが次の写真だ。

段ボールを抱えて走るおじさん

一刻も早く荷物を搬入したい。そんなおじさんの気迫が感じられる一枚だ。やはり「走る」という行為は写真にドラマ性を付与するのである。

サラリーマン+ライフルでかっこよさ5倍

なんとなくやりたいことに向かっている気はするが、まだ足りない。当初のイメージではこの5倍かっこよくなるはずなのだ。

さらなるかっこよさを目指し、何かをトッピングしてみたい。

人波をすり抜けるサラリーマン

そしてライフル

サラリーマンがライフルを握りしめて走るケースは一般的ではないが、分かりやすいかっこよさを求めて採用した。なんだかよく分からないシチュエーションでも、この人は特殊な任務を背負った人なんだと思いこむことでかっこよく見えはしまいか。

おれは特命係長
コードネームは「ライフル」

ビジネスシーンからは大分遠ざかってしまったが、代わって現出したのは007的なかっこよさ。本物のスパイは白昼堂々ライフルを携えたりしないが、ミステリアスな存在という点ではジェームズ・ボンドに迫るものがあると思う(筆者は007シリーズを一切みたことがありません)。

葛西のジェームズ・ボンド

さらなるミステリアスを求めてスーツからボロボロの衣服に着替えてみた。ミステリアス=かっこよさであるなら、その要素を追求することでかっこよさも増大するはずである。

そもそも007はライフルとか持ってるのだろうか

ビジネス街を走るミステリアス。当初目指していた方向性とはかなりズレてしまったが、これはこれで十分かっこいいと思う。

これからもかっこよさを追求していきます

漠然とした憧れからスタートした企画だが、ある程度のかっこよさには到達することができたと思う。これも安藤カメラマンの手腕によるところが大きい。心からありがとうといいたい。

ちなみにライフルを持って走る僕を見て外国人が爆笑していたが、大きなお世話である。こういう変わったことをしている人がいたら、見て見ぬふりをしてあげるのがマナーだと思う。


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