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はっけんの水曜日
 
ドイツ村の木登りヤギ


通称「木登りヤギ」

「東京ドイツ村」に、一日中高いところを渡り歩いている高原ヤギがいる。

人間の背丈よりはるかに高い位置にいるヤギとふれあうのはとても面白い。ヤギに見下ろされている感覚でごらんください。

ほそいあや



東京ドイツ村

千葉県袖ヶ浦市。千葉にありながら東京、というよくあるパターンのテーマパークだが、何をもってドイツと謳っているのかはたびたび議論される。


広大です以外のコメントが浮かばない。

寒い日に来てしまった事もあり人は少ない。ドイツらしいものを探そうとしても、ドイツについてよく知らない上に人工物の圧倒的な少なさでよくわからない。もしかしたらドイツはこういうだだっ広い国なのかもしれない。

車は駐め放題。

ドイツ見つけました

ざっと探して、ドイツらしいと判断したものはこちらです。


パイロン
ビール・ソーセージ・ジャーマンポテト

ビールも料理も、とてもおいしかった。さすがドイツだ、と思った。しかし車以外でのアクセスが不便なので飲みたくても飲めない人もいるのだろうと考えると、数少ないドイツ要素を楽しめないのはちょっとつらいところだ。

ところで、東京ドイツ村のキャラクターはブタなのだが、以前から「死んでる」ように見えるのが気になっていた。


左のブタ、昇天してないか
なぜ天使の輪が…

まさかソーセージになったブタ?

いまいちドイツとブタの関係もわからず、たどりついたのが「ソーセージの犠牲となったブタがモチーフ」なのではないかという推測だった。
さすがにブラックすぎるとも思ったがそれ以外の答えが見い出せず、でももしかしたら食べ物に感謝する教育の意味も込められているのかも、などと思いながら家に帰って調べてみた。

すると、ドイツではブタは幸運の象徴で、あのブタは幸運の女神という事がわかった。あっけなく解ける謎(見た目は女神というよりやっぱり天使だけど)。

これでもう「ああソーセージ食べてしまった…」と暗い気持ちにならなくてすむ。


わかりづらいですがドイツを楽しんでいます。

 

ヤギに会いに行こう!

ドイツ村だからドイツ風じゃなきゃいけないルールがあるわけでもない。気を取り直してミニ動物園に来た。


あふれんばかりの偶蹄目。目線を上にやると・・
キラーーーン。あれは!

トコトコトコトコトコ

カツカツカツカツカツ

 

ピグミーゴート

ヤギが頭上を渡り歩く。かわいい。歩くたびにひづめの音が響くのもたまらない。
そして、声をかけると立ち止まってくれる。


なに?

ヤギのヒゲをじっくり見れるチャンス!

 

人なつこい

ヤギによっては、ずっと人間にすり寄って来るのもいる。エサを買わなくてもすりすりしてくる。ヤギってこんな動物だったのか。ますます偶蹄目ファンになった。


しゃがむ人間を見つけると寄ってくる。

積極的なヤギアプローチに友人の子供が怖がっていた。

もちろんこのような危険もはらんでいる。

だいたい上向いてるのでウンコは踏みます。

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